2020年8月14日 (金)

セミの末路

 鳴きまくっていたセミも少しずつ人生(昆虫だから蝉生?)の終わりが近いようで、休日隣の公園の真ん中でアブラゼミが背中を下にしてジジッ。ジジツと飛び立てないようであった。
 人生の終わりが近いのであろう。

 数時間後、外に出ると、カラスがそのセミを食べていた。
 セミの人生は無常である。

 夜になり、葉巻を吸っていると、隣の公園との水路のところがガサガサいうので、顔を向けるとイタチと目が合った。
 イタチも私をじっと見つめて後ろ足で立ち上がり、私の方を見て鼻をヒクヒクさせていた。
 イタチからしたら、「なんや、このオッサン。暗い中で何してるんや。」ということでもあったろうか。
 数秒そんな見つめ合いをした後、イタチは暗闇に去っていった。
 割とかわいい顔をしていた。

 調べてみると、地域によってはニホンイタチは絶滅危惧種に指定されているようである。

 きっと、イタチの人生も色々あるのだろう。

 この夏、イタチも無事に過ごしてもらいたい。

 以上です。

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2020年8月13日 (木)

猛暑

 猛暑で、口からは「暑い」しか出てこない。

 梅雨が長引いていた時には、早く晴れ間が欲しいと思っていたが、ここまで暑くならなくてもよいだろうと思う。

 暑さ対策のため、ワイシャツを着るのを辞めて、裁判所に行く日もかりゆしを着ることに決めた。

 先日は飲食店でかりゆしを着ていたところ、「先生、前からそうと違うかと思っていたけど、沖縄の方だったんですね。」と言われた。
 いや、色も黒いし目もぎょろっとしているが、私は大阪生まれの大阪育ちである。
 沖縄にはものすごいシンパシー、郷愁は感じるし、大好きだが、沖縄の人ではない。
 
 中々かりゆしでクールビズをしている人がいないので、その点が残念である。

 しかし、暑い時はかりゆしでも暑い。スーツでネクタイをしている人を見かけるが、25年前に弁護士になった時は、私も真夏にもスーツを着ていたことを思い出すが、今はもう着ることができない。
 余りに暑いので、庭で小型プールでも買ってきて、行水でもしたい気持ちになったが、近所からとうとうおかしくならはったと思われるのがオチだろうと思い、コンビニでかき氷を買うにとどめた。
 いや、しかし暑い。

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2020年8月12日 (水)

読書日記「犬物語」

 スイッチバブリッシング。ジャック・ロンドン。

 村上春樹とともに翻訳に関する対談などが書籍化されている柴田元幸の翻訳である。

 ジャック・ロンドンは古い作家であるが、未だ読み続けられている。
 この本は本屋では在庫がなく、Amazonでも売り切れだったので紀伊國屋書店で取り寄せをした。

 狼に近い犬の物語がいくつもつづられる。
 代表作、「野生の呼び声」は、いつかどこかで読んだ記憶があるが、すっかり忘れていたので、再読できてよかった。
 小次郎のような犬ではなく、完全に野生に近い、狼との差がほとんどない、荒々しい原始の犬たちである。

 これはお勧めの一冊である。

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2020年8月11日 (火)

今週の小次郎

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 寝ている二代目小次郎である。
 こんなに暑いと、私も毎日寝て暮らしてみたくなる。

 

 今週はお盆で休む事務所も多いと思われます。
 当事務所は交代で休みますので、休みはありません。
 今週も頑張っていきましょう。

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2020年8月 7日 (金)

読書日記「一人称単数」

 文藝春秋。村上春樹。

 村上春樹の最新短編集。
 雑誌に掲載されていたものをまとめたもので、書き下ろしは一作。
 雑誌に掲載されていた時に読んでいたのであるが、少し前のものはかなり忘れていた。

 ネットではひどい評価をしている人物もいるが、そうであれば読まなければよいのだし、何かの対談で読んだのだが、数多く読まれると、どうしてもアンチも一定割合はいるから、そういう意見は仕方がないという話があり、なるほどと思ったものであるが。
 私としては楽しめたので、特に文句はない。
 ヤクルトスワローズ詩集を読んで、本当に自費出版したことがあり、ネットで探した人もいるかもしれない。

 作品の中では、ウィズ・ザ・ビートルズと、品川猿の告白がよかったと思う。

 そろそろ次の長編が出ないかと思っている。

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2020年8月 6日 (木)

マダニ

 新型コロナも恐ろしいが、マダニの感染症は非常に怖い病気である。
 日本でも草むらなどでマダニに刺されてダニにより媒介されて感染症を発症するものである。

 厚生労働省のホームページでその恐ろしさを知ることができる。

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164495.html

 その中で最も怖いのは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)である。
 これは発熱とともに血小板が減少し、致死率は1~3割である。

 なので、草むらなどに入る時には注意が必要である。
 時には草むらに犬が入り、マダニが犬に吸い付いて、無理矢理取ろうとして人が感染することもある。
 なので、二代目小次郎の散歩の時は、小次郎の健康のためにも、マダニが小次郎についていないか、かなり目を光らせている。
 白いので目立ちやすいが、ご近所のワンコは黒い犬で、目立たないため、長らくマダニが吸い付いていたことを家族が気づかなかったという例もあったのである。

 私の自宅はそこそこ田舎なので、外で葉巻を吸っているとマダニが足下に近づいてくるのを発見することがある。
 とりあえず、葉巻の火を近づけると逃げていくが、時には葉巻の先の火で駆除することもある。
 もちろんその葉巻はもう吸えないが。。。

 あまり知られていないが、マダニは怖いのである。
 

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2020年8月 5日 (水)

読書日記「湖の男」

 創元推理文庫。アーナルデュル・インドリダソン。

 エーレンデリュル捜査官シリーズの文庫本の最新作。
 湿地が第一作だったので、何作か飛んでいるため、登場人物の状況がその間に色々と変わっていた。
 順番に読めばよかったと後悔しつつ、これも直ぐに読了。

 干上がった湖の底から発見された頭部に穴が開いた白骨死体。
 その白骨死体は誰か、誰が彼を撲殺したのか。
 なぜその白骨死体にはソ連製の盗聴器が重しとしてつけられていたのか。

 失踪した人物を探すことに執念をもっている主人公の捜査が始まる。
 いくつかの賞を受賞したことも納得できる一冊である。

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2020年8月 4日 (火)

私の読書遍歴

 たまにどういった本を読むとよいかとか、どういう本を読んできたかなど聞かれることがある。
 正直、一言で話をするのは難しいので、裁判所も事実上の夏期休暇に入ることもあり、読書遍歴を書いてみる。

 小学生の低学年の頃、同居していた祖父に天満橋にあった松坂屋の本屋に連れて行ってもらうことが楽しみであった。
 そこで祖父に江戸川乱歩の少年探偵団シリーズを1冊ずつ買ってもらい読んでいた。
 記憶にある限り、これが最初のきちんとした読書であったろう(マンガは小学生から49歳の現在まで読み続けているが)。

 小学生の高学年になり、海外のクラッシックなミステリ物(ホームズやポー、エラリー・クイーンなど)を読み始めるとともに、金田一耕助シリーズを集め出した。今から思うと横溝正史の小説は小学生の高学年には早すぎる(エロチックなところがあるため)のだが、ストーリーに轢かれて、大学生になるまでに角川文庫の全冊をそろえた(金田一シリーズ以外の由利先生ものや、子ども向けの金田一シリーズ含めて)。
 小学生から中学生にかけては、今はもうないのだと思うが、ワニ文庫を読みあさった。
 
 高校の2年くらいからは歴史小説にも手を出し、司馬遼太郎、津本陽、吉川英治を読んできた。
 大学生では、夏目漱石をほぼ全て読み、ここでレイモンドチャンドラーと出会うことになる。

 その後は自然科学分野やミステリ、ノンフィクションなど手当たり次第に読んできたのだが、文学は夏目漱石以外、さしたる作品を読んでこなかった。今となっては、高校生の時代からもう少し文学を読んでくれば人格ももう少しまともであったかもしれないと思っている。
 40歳を越える頃から文学作品を時々読むようになり(村上春樹含む)、絶版になると困ると思い買うのだが、読みたい本を次々に買うこともあり、中々文学作品を読めていないのが反省である。高校生の時は分からなかったであろうことが、40歳を越えてからの文学読みにはわかることもあり、悪いことばかりではないかもしれないとも思い始めている。
 引退をしたら、毎日読書三昧で過ごしたいという思いもないではないが、おそらく定年もないこともあり、弁護士業を引退することは死ぬ間際ではないかという気もしているので、読書三昧で過ごせる日はおそらく来ないであろう。
 時々もう少しで読むことのできる本を仕事の合間に読んでいると事務局が来て、本を隠したりしていることもある。
 出かけにくい今年の夏なので、インドアでできることで最も手っ取り早いのは読書ではなかろうか、と思っている。
 皆さんも読書しませんか?

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2020年8月 3日 (月)

今週の小次郎

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 床に犬が落ちている。
 時々床にポテンと落ちている二代目小次郎である。

 これを書いている時点で新型コロナウイルス感染者数の増加が止まらない。
 そのような中でも経済活動は続けていかなければならない。
 政府の動きもなく、疫病2020の著者の門田隆将氏はツイッターで警鐘を鳴らしているが届かない。
 そんな中ではありますが、今週もできることをやって頑張っていきましょう。

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2020年7月31日 (金)

チャイルド・ファインダー雪の少女

 創元推理文庫。レネ・デンフィルド。

 失踪した子どもを捜索することを生業とする主人公が、雪の山中で失踪した少女を探す物語。
 少女はどこに、なぜ消えたのか。生きているのか、死んでいるのか。
 主人公の懸命の捜索は実るのか。

 平行して、子殺しの疑惑で逮捕された母親は本当に子を殺したのかというストーリーも展開する。

 失踪した子どもや人間について書いた小説としては、今まで読んだ中では、ボアゴベの鉄仮面(講談社学術文庫。上下巻。下巻の途中でやめられなくなり、睡眠時間を削って読んだ)と、桐野夏生の柔らかな頬(文春文庫。上下巻。)が最高傑作であると考えている。
 この小説については、構成をもう少し変えた方がよかったのではなかろうかというのが私の意見である。
 内容はネタバレになるのでナイショにしておく。
 

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