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2009年8月17日 (月)

読書日記8月17日

「レイディ・イン・ザ・レイク」ハヤカワ文庫。レイモンド・チャンドラー。
短編全集の三巻。湖中の女に一部取り入れられた短編が表題作。
チャンドラーを読まずして、ハードボイルドは語れないであろう。

「トラブル・イズ・マイ・ビジネス」ハヤカワ文庫。レイモンド・チャンドラー。
短編全集の四巻。マーロウが主人公で登場する表題作がいい(ただし、後にマーロウに書き換えられていて、元々は違う名前。ジョン・ダルマスという探偵がマーロウの前身。)。後は、探偵小説についてかかれた「無駄のない殺人の美学」(タイトルややいいかげんだが)という小説について書いたチャンドラーノエッセイが秀逸。過去に名作とされる作品が、きわめていい加減であることを論理的に指摘している。その後、チャンドラーの作品の中に出てくる探偵に共通するチャンドラーが求める男性かくあるべしというようなところが書かれる。
 マーロウは後ろ盾がないもないが、何も恐れず、誇り高く、自分に対する侮辱に対しては正当に仕返しをする弁護士として参考になるところが多いので、若手弁護士は読んだ方がいい。長編を読めば足りるだろうが。

「ひとくちの甘能」新潮文庫。酒井順子。
 エッセイストの酒井順子氏による、「甘いもの」エッセイ。カラーで、名店舗のおいしそうな「甘いもの」(酒井さんによると、スイーツと言ってはだめなのだそうである)がたくさん掲載されていて、甘いものがそれほど好きではない私でも、「ううむ、食べてみたい」と思うものがいっぱい載っている。甘いもの好きな方は是非ご一読を。

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