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2010年1月12日 (火)

読書日記1月12日

「逆説の日本史 16」小学館。井沢元彦。
 作家の井沢元彦氏が書く日本の通史の16巻目。江戸時代の名君と呼ばれた人たちの実像を描いている。歴史家ではないことによる井沢氏の視点がさえ渡る好シリーズで、私の愛読シリーズの一つなのだが、日本の歴史学の欠点を繰り返し繰り返し書きまくり、それによりページ数が増えているところがもったいない。週間ポストに連載している為、枚数を確保する必用はあるのであろうが・・・。

「司馬遼太郎が考えたこと 9」新潮文庫。司馬遼太郎。
 司馬のエッセイ集の9巻目。司馬は、砂鉄に一時興味を持っていたといい、中国と朝鮮、日本の違いは、鉄を算出するのに昔は一山をはげ山にしないと鉄が作れなかった(木を燃やして鉄を鋳るので)ところ、日本は雨量が大陸に比べて多いので、一度はげ山にしても木がすぐに育ち、鉄を繰り返し作れたが、中国や朝鮮では雨が少ないため、そのように行かなかったところが違うところだという視点を持たれているが、さすがである。

「巨人の磯」新潮文庫。松本清張。
 復刻された文庫版ということで即購入。短編集であるが、その中では表題作よりも礼遇の資格という短編がよかった。
 年が離れた派手な女房に翻弄される年老いた副頭取の悲哀が描かれている。
 男女間の機微をここまで描ける清張はやはりすごい。

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