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2010年2月 5日 (金)

債務整理・過払いで依頼者に合意書の控えも送らない弁護士がいる

 債務整理・過払いで多額の売上を上げている事務所があり、過払いが何かビジネスのような風潮を帯びてしまった。

 事件処理についても、ずさんにしている弁護士が見受けられる(大きく広告を出している事務所がそうだと言っている訳ではなく、過払いをする弁護士の中にそうした弁護士がいるという趣旨である)。

 私などは、消費者金融から過払いを取り戻す合意をした場合には、必ず合意書の写しを依頼者に送付する。そして、その中から、報酬と経費を差し引いたものの明細を文書で書いて、依頼者の指定口座に送金する。
 

 しかし、この間、合意書の控えを送っていない弁護士が何人かいるということを知った。法律相談などでそうした事実を聞いたのである。
 結論だけを教えられて、お金は送金してもらっているが、本当のところ、どういう合意をしたのか分からないのである。
 依頼者には100万円で和解したと言っておいて、実は200万円を回収しているという可能性だってあるのである。

 まさか弁護士が・・・とも思うが、国選弁護人として接見回数を偽って接見報酬を多く受領した弁護士(ただし、本人は故意を否認しているので、確定ではない。あくまで報道による)もいるといわれる時代であるから、そのようなことはあり得ない話ではない。司法書士でも合意書の控えを送っていないケースもあった。

 過払いで合意書の控えを送って来られていなければ、疑った方がいいし、そのような事務所は事件処理がずさんな可能性だってある。
 依頼者に報告・連絡・相談をきちんとする弁護士に依頼しなければならない。

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コメント

「このくらいはしなくて大丈夫だろう」みたいな、慣れがあるんでしょうかねっ(;-_-+ いずれにしろ、誠実さが大事ですねー。
 来週仕事の関係で裁判所に行きます。一杯書類みなきゃなんないから大変です。どんだけ書類あるんだ!ってかんじで・・しかもスーツ着なきゃなんないし。ドジらないようにします(≧ω≦) 弁護士さんって大変そうだなぁ。すごい!

投稿: ミッフィー | 2010年2月 8日 (月) 00時17分

 多分控えを送っていない弁護士の一部は故意犯です。依頼者はあんまり何もしらないですから。依頼者が知らないことをいいことに、適当に処理する弁護士は許せないのです。
 裁判書類を作成したり、読み込んだり、依頼者に見えない部分で相当仕事をするので、「ここまでやっているのに」と思う事件で依頼者から悪鬼のような顔で罵られることもあります・・・。

投稿: 中 隆志 | 2010年2月 8日 (月) 11時51分

依頼者や患者およびその家族への説明って難しいですよね。精神的に追い詰められてる時は、どんなに説明してもわかってもらえないときもありますし(*_*)  説明力って大事です

投稿: ミッフィー | 2010年2月 8日 (月) 22時40分

 どれだけ丁寧に説明をしても理解されない(というか理解しようとしない)方はおられます。自分に都合のいい法律の回答をされるまでは納得されないというか・・・。
 説明をして、文書でも渡して、それでも「聞いてない」と言われることもあります・・・。

投稿: 中 隆志 | 2010年2月 9日 (火) 10時05分

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