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2010年3月16日 (火)

副会長の仕事

 弁護士会の副会長ももうすぐ任期が終わるのだが、実際「何をしているのか?」と聞かれることがある。なんとなく大変そうだが、実際何をしているのかわからないというところであろう。

 国の関係にたとえれば、弁護士会は会長と副会長が内閣であり、常議員会という選挙によって選ばれた30名の常議員という委員によって構成された会議が国会といえる。日常の弁護士会の予算執行や業務執行は理事者が行い、対外的な行為をしたり、規則を制定する場合には常議員会で承認を得る必用がある。

 副会長の日常の仕事としては、こうした常議員会に提出する議題の資料作成がまずあり、週に一度午後から在会当番ということで弁護士会に詰める。このときに、会員からなされる弁護士法上の照会手続きである23条照会の決裁を行い、補正があれば補正してもらう。そのほか、弁護士会内の書類について、5名の理事者で決裁を行うが、これが一日30~50くらいはある。緊急のものは副会長だけで決裁を行う。
 弁護士会に対してクレーマーのような人やわけの分からない電話がかかってきて職員で対応できない時には、そうした対応をすることもある。
 弁護士会の公益活動と業務を行う委員会というものが京都では80くらいあるので、4名の副会長は一人20くらいの委員会を担当していて、その委員会に基本的に出席して議論に参加する。そうした委員会に絡む懇親会やイベントがあると土曜日もつぶして参加する。
 あと、市民窓口というものがある。これは弁護士に対する苦情を受け付けるものであり、内容に理由があると思われるものは申し出人の要望に応じて会員に指導することもある。これは相談に来られる人が怒っているので、大変な業務といえる。

 1週間に一度は役員会があり、これで午後が潰れる。1週間のうち、午後が2回潰れるのである。

 こんなことをしているので、事務所にいる時間が少ない。
 3月末が待ち遠しいのである。

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