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2010年5月 6日 (木)

アルバイト

 学生時代は家庭教師のバイトのほか、業務用の冷蔵庫とかクーラーの据え付けのバイトをしていた。上だけ作業服を着て、遠い親戚がやっているところで一日一万円でバイトをしていたのである。

 重い荷物を運ぶのを手伝ったり、道具をとったりだが、家庭用クーラーくらいなら道具があればある程度据え付けられるくらいにはなっていた。もはやその頃の知識はなくなったが。

 一緒に廻っていたオジサンが、「こいつ京大の法学部やねん」と言ってくれるのだが、冷蔵庫の据え付けに行くのは飲食店なので、学籍にはさほど興味を示されず、無視されることが多かった。
 ある時、寿司屋でオジサンがそういうことをいうと、寿司屋の大将に、「おまえ、京大いうだけで飯が食えるんか」と怒鳴られた。
 まあその一言もショックであったが、今にして思えば、この寿司屋の大将も大変大人げない人であったように思う。
 当時はバブル真っ盛りで、寿司屋が儲かっていたから、余計鼻息も荒かったのであろう。
 大学を出ただけでは飯が食えないというのは真実であり、怒鳴られたことで得たこともある。
 アルバイト先のおじさんからは商売上のいろんなことも教えて貰ったし、それが事務所経営をしている中で役立っていることもある。
 このおじさんは、酒が好きで、酔っぱらっい運転の末、高速の料金所つっこんで車を廃車にしたり、無茶苦茶であった。
 このおじさんはスナックが好きで、よく飲みにも行って歌を歌っていたので、私のカラオケ人生は結構長いということにもなる。今はカラオケボックスがあちこちにあるが、当時は歌を歌うところはスナックくらいしかなかったのである。

 酒が好きすぎて体を壊され、50前後で亡くなってしまったのが残念である。
 学生時代に家庭教師以外のアルバイトを多少しておくというのは後の人生のことを考えると役立つかもしれないとも思ったり時々する。

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コメント

「京大」と聞くと今でも胸にグサッと刺さります・・・落ちたからです。
理系の学部でしたが、数学の一問目で、典型的な問題なのに解けず結局捨てて次にいき、国語(理系でも二次にありますよね)をやっている時にひらめいて、問題用紙の裏で解いたらさっとできました。やはり簡単でその時「落ちた」と思いました。
いまだにその数学の問題は覚えてます。原因は他にもあったかもしれませんが。
後期日程で受かった大学に進学し、欲しい資格は取得できたし、今は幸せなのでこれでよかったと思いますが、たまにあの時京都に行ってたら今頃どうしてたかなあと思ったりします・・

投稿: あき | 2010年5月 6日 (木) 15時11分

 何がよかったかは人生が終わる時になってみないとわからないのかもしれないですね。ひょっとすると、終わる時にもわからないかもしれないとも思います。
 私も、思い返して、「たら」「れば」を数え上げたらきりがないです。
 私は実務家で、日々発生する紛争を解決することが仕事のせいか、普段はあまり過去をふりかえることがなく、先をどうするかばかり考えています。
 時々過去を振り返るのもきっと大事なんでしょうね。

投稿: 中 隆志 | 2010年5月 7日 (金) 14時45分

先生のお話はいつも説得力があります。 少し手があくと携帯でブログを読み返したりします。
「たられば」を言っていても仕方ないので、今を精一杯生きることだと再認識しました。

聞き忘れました。
先生のカラオケ人生の十八番は何ですか?

投稿: あき | 2010年5月 9日 (日) 13時54分

 十八番は難しいですねえ。好きでよく歌う歌とかはありますけど、十八番かどうかは。
 ミスチルのEverythingとか、HANABIとか、Gift、しるしとか好きですね。
 その日の気分によっては加山雄三とか村田英夫とかも歌います。。。

投稿: 中 隆志 | 2010年5月10日 (月) 18時18分

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