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2010年10月21日 (木)

読書日記10月21日

「司馬遼太郎が考えたこと 11」新潮文庫。司馬遼太郎。
 司馬遼太郎のエッセイ集。司馬が多くの小説を書いていたころのエッセイであるが、初期のこの作品集とは違って、歴史小話みたいなものが少なく、個人的には不満足。
エピソードのいくつかはブログで少し書いてある。

「ディン家の呪い」ハヤカワ・ミステリ文庫。ダシール・ハメット。
 ハードボイルド作家のはしりであり、私が敬愛するレイモンド・チャンドラーにも影響を与えているハメットの長編の新訳。
 ハメットの探偵には2人おり、それは、サム・スペード(マルタの鷹に登場)と、コンチネンタル・オプである。こちらはオプの作品。オプの方は一匹狼ではなく、探偵社に勤務している。ただし、オプは作品ごとに全く違う人物のように描かれていて、サム・スペードが一環している人物像と好対照である。
 フィリップ・マーロウはこれに比べて人物として確固たるアイデンテティーを持っている。ハードボイルド初期なので仕方ないかも知れない。
 作品的には正直駄作としか感じられなかった。
 やはり、作品の完成度という意味では、チャンドラーには全く及ばない。

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