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2011年2月28日 (月)

読書日記2月28日

「以下、無用のことながら」文春文庫。司馬遼太郎。
 司馬のエッセイ集。長年にわたり親しんだ知人の死にあたっての追悼文や、仏教についてのエッセイが多い。これらの知人の追悼文を読んだ少し後に司馬も死ぬので、仏教などのそうしたエッセイが多くなったのかもしれない。芸術家に対する評論も多数掲載されている。このような心の働きがあるから、ああした作品を多数生み出せたのかとも思う。

「やめないよ」新潮新書。三浦知良。
 キング・カズが日経新聞に連載していたものをまとめた新書。
 これはよかった。
 サッカーの奥深さや、サッカーに対するカズの思いが伝わってくる。
 プロとしての厳しさもかいま見える。
 サッカーを今もしている私としても、励まされる書だった。
 

「三国志 7巻」文藝春秋。宮城谷昌光。
 三国志の7巻。劉備がいよいよ蜀に入る。
 宮城谷昌光の三国志は、劉備・関羽・張飛がそれほど仲がよくなかったという書きぶりであるところが特徴である。吉川英治の三国志では、関羽が劉備に会うために艱難辛苦するところに筆が割かれているのと大違いである。史実に忠実かもしれないが、そこは宮城谷昌光が小説家としてそのように書いたのであろう。
 また、劉備にも大望がなかったかのように書いているところも特徴である。
 私自身の解釈とは違うが、小説としては何らかの特徴を出さざるを得ないのであろう。

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