« 裁判書類の締め切り | トップページ | 万年筆 »

2011年3月 7日 (月)

命のメッセージ展

110305_160701  この土曜日日曜日は、弁護士会の犯罪被害者支援委員会が主体となって命のメッセージ展と共催で犯罪被害者支援を考えるシンポジウムが開催された。
 私は土曜日に委員として参加した。
 昨年副会長の時に、「そろそろ委員会でシンポジウムを開催してもよいのではないか」と言って、今年開催されることになったのだが、多忙にかまけて準備にはほとんど参加出来ず、その罪滅ぼしに当日の受付とか見回り業務を土曜日に担当していた。

 会場には、犯罪被害に遭われて亡くなられた方の等身大パネルが展示され、そのパネルに生前の写真が貼られ、その下に思い出の作文だったり、メッセージが貼られているというものである。多くのパネルには生前履いておられた靴も置かれていた。

 写真は、「命をつなぐ」ということで、この展示に来られた方々が赤い毛糸を結んでいったものを毛玉にしたものである。私も一本毛糸をつながせてもらった。
 10年前に開始した時は小さい毛玉だったのが、今はこんなに大きい毛玉となっている。

 パネルを読みながら涙を流す人もおり、私もこれまで犯罪被害者支援に関わらせてもらってきているが、改めて、パネルを読み、生前の写真を見て、これからも犯罪被害者支援に関わっていこうという思いを強くした。
 パネルのメッセージには、遺族でなければ書くことの出来ない魂の叫びが凝縮されていた。
 こうした活動をされておられる遺族の方々に敬服するとともに、より犯罪被害者の権利が拡充されることを望んだ、そんな一日だった。
 是非、近隣で開催される時には、足を運んで欲しい、そう思わせるパネル展だった。

 この記事を書いている時に、大変痛ましい事件の報道に接した。
 亡くなられた女児の冥福を祈るとともに、ご遺族の方の心痛を考えると、犯罪被害者支援に関わる弁護士として、いつも事件を担当する時に感じる無力感にさいなまれる。
 こうした事件が一つでも発生しない世の中になって欲しい。

|

« 裁判書類の締め切り | トップページ | 万年筆 »

コメント

ほんとうにご遺族の方々には頭がさがります。

亡くなられた方の身長と同じパネル(=メッセンジャーと言います)を見るにつけ、小さな小さな靴を見るにつけ、胸が苦しくなります。お若い方や、小さなお子さんと一緒にお母さんが熱心に一人づつ見ておられるのが印象的でした。
久しぶりにお会いできたご遺族とお話もできたし、参加させていただいて良かったです。

まだご覧になってない方は、是非ぜひ!

開催してくださってありがとうございました。

投稿: ふなまま | 2011年3月 7日 (月) 23時29分

 ほかの弁護士会でも開催して欲しいですね。全てのメッセージを読むことは出来なかったので、本を買いました。事務所に備え付けておきます。

投稿: 中隆志 | 2011年3月 9日 (水) 12時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164941/51051396

この記事へのトラックバック一覧です: 命のメッセージ展:

« 裁判書類の締め切り | トップページ | 万年筆 »