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2011年12月 9日 (金)

読書日記12月9日

「物の見方 考え方」PHP文庫。松下幸之助。
 松下幸之助のベストセラー。経営の神様が物の見方、考えかたについてどのようにしていたかということで興味深く読んだ。20代で読んでも分からない本だろうと思うし、自分が60歳になって読めばまた新たな発見があるのではないか、と思う。

「さよなら、愛しい人」ハヤカワ文庫。レイモンド・チャンドラー。
 村上春樹訳による「さらば愛しき女よ」だが、こちらは文庫版。ハードカバーも持っているのだが、村上春樹訳の新しい長編が出ないので、文庫版が出ていたので読み返すのに購入して読んだ。
 チャンドラーの文体は、絶対にマネが出来ないものである。ストーリーの展開の速さなどを求める向きには合わないと思うが、文章をかみしめつつ読むタイプにとっては、これほど豊穣な作品はない。

「首挽村の殺人」角川文庫。大村友貴美。
 横溝正史ミステリ大賞受賞作ということで読んでみた。内容はトホホなものであり、設定等は横溝正史風で好きだったので、次回作に期待したいというところである。

「蒲生亭事件」文春文庫。宮部みゆき。
 宮部みゆきのSFもの。SFを持ち出すと、何でもありになってしまうので、あまり好きではないのだが、一応読んでみた。
 私個人の感想としては、読まなくてもいい作品。

「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ」文春文庫。ジョー・マーチャント。
 地中海に沈んだ古代船から引き上げられた歯車のような物体。古代ギリシアにおいて、このような物を作る技術と知識はあったのか。そして、これはいったい何をするものなのかー。
 ということで進んでいく作品。
 古代人の知識はたいしたものではないとされているが、これを一読すればそれが全くそれが違うということが分かる(失われた超古代文明好きな私としては、それの遺物という説にも賛同したいのだが)。
 途中から冗長になるので、構成や書き方には一工夫欲しかったところであるが、全体としては読み応えのある作品となっている。

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