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2012年2月 7日 (火)

虚心坦懐

 私もそれなりの年数弁護士をしてきているので、酒席などで若手に事件処理などについて教えたり、経験を語ることがある。また、若手が「こうしている」というのを聞いて、間違っているところを正したりすることもある。
 私も若い頃は酒席で先輩の経験談を聞き、後々事件処理で相当役だったことがあるので、そのようにしている。

 しかし、若手の中には間違いを正されても、聞き入れないどころか、反論してくるものもいる。そういう人は、正直いって伸びないし、自分では出来ていると思っていても、全く出来ていない。
 実際、自信満々でやっている若手弁護士について、ものすごい不信感をもたれて法律相談に来られたということもある。
 最初から出来るはずはないのである。
 先達の話や、注意は、虚心坦懐に聞く心がないと、ますます間違った方向に行くであろう。
 私も「こいつは心の底からバカだ」と思っている相手には注意もしなければ、話もしない。注意をするということは、成長の余地があると思っているからである。
 質が低下したなどといわれて、「質はいい」と若手も反論したくなるのであろうが、やはり事件処理はある程度の経験が必要とされるのであるから、虚心坦懐に批判を一度受け入れて欲しいものである。

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コメント

今日、会社の先輩と問題あり・・・と思われる新人について話していました。
まさに、先生の今日のブログと同じ内容でした。

経験年数は15年以上あるのに、一言申せば、必ず言い訳と反論が返ってくる。。。

私は、必要最低限でしか関わらないようにしてます。
(理由は先生と一緒!)

専門職では、5年経験して、ようやく一人前。
それまでは、お給料を頂いていても勉強中と思います。

「教えて下さい。」という姿勢(相手は先輩に限らず)がなければ、どんなに良い学びの機会も、スルーしていまうのにな~

まあ、本人が損するだけだから、別にいいけど・・・

投稿: ともちん | 2012年2月 7日 (火) 23時12分

 いくら指導しても、どうしようもない人はいますね。経験も何もないのに、なぜか上から目線の人が増えているという本も出ていますし(まだ読めていませんが)。

投稿: 弁護士中隆志 | 2012年2月13日 (月) 12時31分

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