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2013年2月19日 (火)

OJT

 事務所に入って勤務弁護士として仕事をするわけだが、基本的にはOJTということになる。
 私の事務所の場合は、私と共同で事件を行ってもらい、私の説明の仕方や依頼者との距離感等々を肌で感じて覚えてもらうということになる。時には反面教師というときもあるだろうが。

 最近は即独をする人が増えてきたということであるが、やはり、出来ればやめた方がいいであろう。就職先がなくやむを得ないところがあるとはいえ、医者でいえば、今まで開腹手術をしたことのない人間が、見よう見まねで開腹手術をするようなものである。
 司法修習で学んだから大丈夫という意見もあるかもしれないが、自分の事件として、自分に責任がある状態で行うトレーニングと、修習生の時の事件の見方はやはり違う。
 本人は出来ていると思っているが、そうした弁護士の行動等を見ている私などからすると、「全くダメ」「基本中のキが出来ていない」という場合がある。同じ事務所の弁護士であれば、トラウマになるくらい叱りつけてやるがなあと思う時もある。まあ、私と無関係だし、怒ってやる義理もないから怒りませんが。

 OJTが基本とはいえ、それはそばに手本となる弁護士がいたり、指導を受けることが出来る場合のOJTであって、依頼者をモルモットのようにするわけには行かないのではないかと思う。
 こう書くと、「就職がないから悪い」という声も聞かれそうだが、私の事務所は既に3名採用しており、一定の責任は果たしているつもりである。
 司法改革に賛成したが、勤務弁護士は採用しない、1人でやると言っている弁護士が周辺にいたら、そういう人たちこそ責任を取ってもらいたいと思う今日この頃である。

 私が17年前に即独をしていたら、やはり今のような事件処理は出来ていなかったと思うので、ボスに薫陶を受けたことは必要不可欠であったと思うのである。

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