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2013年4月11日 (木)

法律家としての緊張感

 弁護士というのは、一つのミスで資格を失いかねない職業である。
 いくら弁護士としてのノウハウがあったとしても、資格がなくなれば、法廷には立てないし、事務所も維持出来ない。

 こうした専門性からすると、常時緊張感が必要となる仕事である。
  時効の管理、控訴・上告期限の管理などはミスが許されない。もっとも、依頼された時点で時効が完成している危険性があるものは仕方がないが。
 法律を知らないばかりに、依頼者に迷惑をかけることも許されない。
 たとえば、一定の要件が整えば中途解約が出来ないとされているリース契約であっても、特定商取引法のクーリングオフを主張して、契約が白紙撤回出来る場合がある。
 このことは、知らない弁護士にあたると、「中途解約出来ないから、ダメだよ」といわれて終わりである。
 交通事故などでも、やり方を知らないばかりに、賠償金が数百万円から場合によれば数千万円かわることがある。
 あげればキリがないが、裁判官・検察官でもこの理は同様であろう。
 法律家を目指す人が減っているが、司法修習生にせよ、これから試験を受けられる人にせよ、こうした緊張感を持てない人は、法律家にならない方がよいであろう。
 まあ、こうした緊張感のない人は、そもそもどの仕事をしてもダメという気もするが。。。

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