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2013年9月12日 (木)

全く同一の事件で反対の結論

 刑事事件でも、一審無罪、高裁有罪とか、その逆もあるのと同じで、民事訴訟でも似たようなことはある。

 これは、同じ証拠、同じ主張であっても、それを見る裁判官によって、見方が違うからである。
 証拠に基づく裁判である以上、判断が裁判官によって異なるというのは依頼者からすればあり得ない話ということになろうが、人間がするものである以上、これは仕方がないところがある。

 交通事故などでも、被害者側に優しい裁判官と、そうでない裁判官がいる。「痛いからこれだけ通院したのでしょう」とみるか、「元々痛がる人だ」とみるか、「賠償金が欲しいから通っているんでしょ」とみるかでは違う。
 もちろん、交通事故の保険金を詐取する人がいない訳ではないが、そうした、いわば悪貨が少数いるからといって、本当の被害者を救済しないようないわば色眼鏡で被害者を裁判官が見るのはどうなのかというところもある。

 裁判官が交代したおかげで、全く進行が変わることもあるし、今までこちらに有利に進めていた事案が不利になることもある。あるいは、その逆もある。
 発想というか、事実に対する見方が合わない裁判官に当たると、その事件は地獄である。

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