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2014年10月21日 (火)

読書日記10月21日

「世界はなぜ月を目指すのか」ブルーバックス。佐伯和人。
 アメリカが月面に到着した以降、月に対する人類の興味は失せてしまったかに見えるが、実際には各国はしのぎを削って月における覇権を争っている。
 それでは、なぜ世界は月を目指すのかー。ということで始まる本書は、非常にわかりやすく現在の月を巡る状況を説明してくれる。
 科学的な細かい知識は頭に残らなかったが(典型的文系人間なので)、知的好奇心を満たしてくれる1冊。

「吉宗と宗春」文春文庫。海音寺潮五郎。
 歴史好き、歴史小説好きの人で、海音寺の作品を読まない手はないと思っている一人であるが、これは8代将軍吉宗と尾張候の徳川宗春との相克を描いた作品。
 主人公は宗春であるが、吉宗とことごとく対立路線を打ち出す。
 倹約には華美に、金融緩和策には倹約にというようにこどことく幕府との真逆を行く政策を打ち出すのが宗春であるが、なぜそのようにするのかについて深い裏付けがある。
 出来ればもう少し長編にしてもらって、なぜ宗春がそのような自由闊達な思考法を持てたかの背景事情を書いて欲しかった。
 海音寺作品はやはりいい。

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