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2015年10月30日 (金)

相手にすると嫌な弁護士

 勝手に分類するシリーズであるが、相手にすると嫌な弁護士にも色々な類型がある。

1、証拠に基づいて適確な主張をし、適確な法的評価を主張してくるタイプ。これは弁護士としても理想である。ただ、こういうタイプの弁護士は、事件の落ち着き処も分かっているので、和解がふさわしい事件の場合、和解で解決できたりする。

2、全く準備も何もせず、ただただ時間が無為に過ぎていくタイプ。解決に対する考えもなく、単にズボラであるタイプ。最終的に依頼者に解任されたりして、さらに時間が無為に過ぎていくことがある。
3、独自の観点から証拠に基づかないか、証拠に基づいていても証拠の読み方が独特であり、自分の考えや事件の見方に固執し(それは誤っていることが多い)、自分の考えでなければ解決しようとしないタイプ。裁判所から誤っているという指摘をされても、裁判官に食ってかかったりして、結局和解がふさわしい事件でも和解できず、判決となり、控訴審、最高裁と事件が長期化したりする。
 そのほかにも色々あり得るが、1の弁護士になれるよう精進したいものであり、2とか3で相手に嫌がられても、あまり弁護士としては嬉しくないのである。
 ただ、2のタイプの中には分かってやっていて、相手が根をあげるのを待っているというタイプもあるので要注意である。

 以上。

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コメント

「適格」は「的確」が的確と思料します(嫌な弁護士で申し訳ありません≦(._.)≧ ペコ)。なお、当職も1のタイプを目指しております。

投稿: 関東の同業者 | 2015年11月 2日 (月) 18時33分

ご指摘ありがとうございました。注意したいと思います。

投稿: 中隆志 | 2016年4月26日 (火) 17時36分

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