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2016年12月14日 (水)

読書日記年間ベスト10その2

 7位は「コメントする力」PHP研究所。竹田圭吾。

 ジャーナリストの中で敬愛していて、そのコメントにいつも敬服していたのであるが、あまりにも早い死が悔やまれるのである。弁護士として様々な場面で発言する必要があるので、職業的にも非常に参考になった一冊。
 6位は、「トウガラシの世界史」中公新書。山本紀夫。トウガラシがどうやって世界の食卓にのぼるようになっていったのか、トウガラシの品種などについて非常に簡潔でわかりやすい一冊にまとまっている。私は特段トウガラシが好きな訳ではないが、これは読むと知的好奇心が満足させられること間違いない。
 5位は、「地球を「売り物」にする人たち」ダイヤモンド社。マッケンジー・ファンク。
 地球温暖化で北極の氷が溶け、ホッキョクグマの生息圏が減っていく中、これを何とかしようとする活動をする人がいる一方で、これにより溶けた氷河の下に眠っていた資源の争奪戦が起こったり、雨の降り方を変えて自分たちの国だけは助かろうという研究などがさかんにされているという現状をつぶさに描いたノンフィクション。こういう作品を読むと、人間の欲というのは際限がないということに気づかされ、嫌気がさす。
 ベスト10にい入れなかったが、人間によって地球上の生物が絶滅に瀕していることを描いた「六度目の大絶滅」NHK出版。エリザベス・コルバートも併せて読みたい一冊である。
 4位は、福永武彦ばかりで申し訳ないが、「風土」P+Dbooks。海辺で静かに暮らす母娘の基に、かつてその母に恋した絵描きが現れる。娘とその友人の淡い恋の側で、母と過去に恋した芸術家の間の恋はどうなるのか。男性と女性の心の動きの違いを克明に書いた名作である。
 続きは明日。

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