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2016年12月15日 (木)

読書日記年間ベスト10その3

3位は「女子大生風俗嬢」朝日新書。中村淳彦。
 学費の支払いのためにアルバイトだけでは身体が保たなくなり、風俗嬢となる大学生が多数いるという。
 中には男子学生で男性相手に身体を売るものもいる。

 貧困の連鎖をどうすれば断ち切ればいいのか。要らないところに予算をかけるのではなく、給付型の奨学金(それも、優秀な学生には多額の)制度の確立が望まれることを痛感した一冊である。
2位「真田信繁」角川選書。平山優。
 昨今真田信繁に関する史料も相当整理されたため、信繁の実像に迫る一冊であり、史料に基づいて大阪の陣に至るまでの真田信繁の生涯が描かれている。
 昔から幸村ファンの私には嬉しい一冊である。
 幸村ファンであれば、津本陽の「幸村去影」「真田忍侠記」「真田幸村大阪の陣秘録」「乾坤の夢」、司馬遼太郎の「関ヶ原」「城塞」も読んでおきたいところである。
1位「海市」P+Dbooks。福永武彦。
 福永作品ばかりで申し訳ないのだが、今年読んだ中で圧巻はこの作品であった。
 モチーフとしては「風土」と似ているのだが、風土を書いた時よりも小説家としての円熟味が増している。
 男と女というものが描かれた作品である。
 ネタバレすると読もうとされた人が困るかと思うので、是非手にとって読んで欲しいので、中身は書かない。
 

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