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2017年2月23日 (木)

読書日記2月23日

「興亡の世界史、通商国家カルタゴ」講談社学術文庫。栗田伸子、佐藤育子。

 フェニキア人が設立した通商都市カルタゴの興亡を中心に論述することで、古代オリエント、地中海の国家の興亡を描いた一冊。
 ローマからの視点で書かれることが多い地中海史において、フェニキア人の視点から書かれた一冊は極めて重要であると感じられた。
 このシリーズは、興亡の世界史シリーズとして刊行され、少しずつ購入して読んでいたが、私の遅読のため、文庫版が発行されてしまった(ハードカバーで買っていたら、読む前に文庫が出るというのも私にはよくある)。
 古代フェニキア人の興隆と滅亡が整理されており、日本では土器を焼いていた時代に鉄器や極めてレベルの高い工芸品(一部写真があるが、現代でもこれだけのものは作れないのではないかと思わせられるものもある)を作っていたフェニキア人の古代での活躍に思いを馳せることができる。
 世界史の知識を知る上で興亡の世界史シリーズは必読のシリーズだと思っており、残りの作品も完読したいものである。

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