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2017年8月22日 (火)

読書日記「鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ」

 新潮社。川上和人。

 数少ない鳥類学者の筆者が、鳥についての知見や、自身の経験談を語る一冊。
 表題とは裏腹に、鳥類への愛が溢れていると思う。
 文体がとにかくふざけており、読んでいて楽しい(何となく照れ隠しな気がするが・・・)。
 鳥類についての学識も記載されているが、軽妙な文体で気にならない(むしろ、軽妙な部分が多すぎる気もするが)。外来種が入ることでどれだけのものが失われるか、絶海の孤島に行くために、どれだけ入念な準備が必要か(孤島にいないはずの生物を持ち込んではいけないのだ)等々、鳥類学者の仕事の片鱗がうかがえる。
 読みやすく、読み手のことも考えている一冊。
 面白かった(バッタを探しにアフリカにの作者と通じるものを感じた)。
 面白く、知識も得たい方には是非。

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