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2017年10月18日 (水)

犯罪被害者と弁護士による二次被害

 私は犯罪被害者支援に関わってかれこれ20年になるのだが、時々、被害者あるいは被害者のご遺族から、「今依頼している弁護士に不信がある」として、ご相談を受けることがある。

 中にはコミュニケーション不足であったり、これはこういうように言ってみたら解決するのでは、というアドバイスで足りることもある。担当弁護士の業務を見ると、これ以上はできないくらいやられているケースでも、被害者としては、「もっと何かいい方法がないのか」を考えたいというお気持ちである。
 
 しかし、時折、費用面で「こんなに取ってるの?」という事案や、「お金だけ払って、そんなに何もしてもらってないの?」という事件に出会うこともある(これは、被害者支援事件に限らないが・・・)。
 被害者の方はわらをもすがる思いで弁護士に依頼されているのに、こういう弁護士の話を聞くと、ある意味、お金だけではないのかという意図が見え隠れするような気持ちにさせられるのである。
 犯罪被害者は既に被害を受けられているのに、被害者に寄り添うべきである、依頼を受けた弁護士による二次被害は決してあってはならない(当たり前ですが)。
 犯罪被害を受けた方は、犯罪被害者支援に実績のある弁護士に依頼されるべきであり、あまりその分野を知らない弁護士には依頼されない方がいいと考えている。
 過去に実績のない弁護士は何をしたらいいのか知らないこともしばしばで、我々犯罪被害者支援をしている弁護士からすると、「何でコレしてないの?」と驚くこともしばしばだからである。
 とはいえ、誰に依頼していよか分からない場合は、おおよその弁護士会では実施されている、犯罪被害者支援相談を一度受けてみられることをお勧めする。

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