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2018年1月 9日 (火)

読書日記「蒙古襲来と神風」

 中央公論新社。服部英雄。
 蒙古襲来の際、二度にわたり神風(台風)が吹いたために元軍は撤退したという歴史上の通説に対して、残された良質な史料から、そのような史実はなく、台風は来ていたものの、元軍と日本軍は台風が来た後も激しい戦いを行っていたという史実を明確にした一冊である。

 これまで、私もそのように歴史で習っていたが、その通説がこれから覆るかもしれない。
 日本側の史料だけではなく、大陸の方の史料にもあたり、それを整合させ、竹崎季長の蒙古襲来絵詞の絵のつながり等々から、前記の史実を丹念に裏付けた好著である。
 歴史に相当興味のある方か、知的好奇心を満たしたい方にしか勧められないが、大変興味深く読めた。

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