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2018年4月13日 (金)

読書日記「地図のない場所で眠りたい」

 講談社文庫。高野秀行、角幡唯介。
 冒険家の2人による対談。2人とも、早稲田大学の探検部出身の作家である。

 それぞれの探検の中身や考え方は違うが、それぞれの個性でそれぞれの探検をしており、うらやましい(が、苦労も相当あるようである)。
 私は二人の文章を読んでいて、「ラクに書いてるのだろうな」などとは思ったことはないが、二人は「探検しただけ」のように思われるのが相当イヤなようで、そのことに対する苦情をさんざん言い合っているのも面白い。
 
 早稲田大学の先輩たちの無茶苦茶なエピソードも乗っていて、肩の力を抜いて読むにはいい本である。先輩が、語彙力のなさから幻の生物が生息していると勘違いして、山奥の村まで行ったが、そこに居たのはただのイヌだったという話は爆笑した(高野も爆笑している。地元の人に「こんな生物が生息していないか」と聞いて、地元の人は正しく「そういう色のイヌなら何々村にいる」と回答しただけだったようだが。ネタバレになるので、これ以上は書かない)。

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コメント

タイトルを、地図にない場所で眠りたい、と読み間違えて胸が熱くなりましたが地図のない場所で眠りたいでした。たった一文字で全く意味が全く変わる日本語ってすごいです。

投稿: | 2018年4月13日 (金) 07時42分

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