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2018年6月13日 (水)

読書日記「裸足で逃げる」

 at叢書。上間陽子。

 沖縄の夜の町で虐げられて、それでも強く生きていく少女たちの物語である。ノンフィクションである。

 筆者は、夜の町で働く少女たちからヒアリングを行い、この本を書いた。
 
 壮絶過ぎて、読んでいて心が痛くなるエピソードも多数である。
 多くの女性は早すぎる結婚をして、離婚していたり、未婚のまま子どもを産み、父親からは養育費をもらえていない。子どものために、無理をして夜の世界で働く少女たち。
 重度の障害を負う子どもと生きて行く少女。男性から重度の暴力を受ける少女。
 深い闇に閉ざされたような世界で、しかし、少女たちは生きている。
 筆者自身が判断をすることなく、ただひたすら少女たちの話を聞き、そしてそれを記録した。
 これは、もっと世に知られていい一冊である。
 

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