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2018年12月12日 (水)

今年の読書日記から

 今年度読んだ本で良かったものを紹介する。

 今までは順位をつけていたが、順位もいい加減だったので、本の紹介のみとさせていただく。
 また、著者等は各読書日記で書いているため、割愛させていただく。
・石油の呪縛と人類
 石油を獲得するために後進国と呼ばれる国々がいかに蹂躙されているか、石油のためにどれだけ人間が残虐なことをしているか、そしてそうした石油に我々も依存しているかがわかる一冊であり、人生において必読の一冊。
・シベリア出兵
 あまり省みられることのなかった日本のシベリア出兵について歴史的背景から事実経過が書かれている。日本史ではたいてい期限切れで教わらない近世の歴史を知る上でこれまた必読であろう。
・世界からバナナがなくなる前に
 大量生産できる品種は遺伝子が単一化されており、害虫や疫病などで、現在の世界の食料事情が一変しうるということがわかり、慄然とさせられる内容であり、そうならないために学者がどれだけの努力をしているかを知り、感嘆させられる。
・絶滅危惧種ビジネス
 野生で絶滅した種を繁殖させて、それにより儲けをはかるビジネスの裏側について丹念な取材をして問題点を浮き彫りにしている。アロワナが高値で売買されているが、人間の業というものを考えさせられる一冊である。
・サードマン
 極限状態で側に第三の人がいる感覚を感じる場合があり、その減少をサードマンと名付けられているが、どうしてそういう状態になるのかについて考察した一冊である。サードマンは誰しも見るわけでもないようで、それで命が助かった登山家や冒険家が、その後また山や冒険に挑み、死んでいるのを読むとなぜ人はそうしてまで命の危険をさらすのかという思いにもさせられる。
・米中海戦はもう始まっている
 太平洋における中国とアメリカのミリタリーバランスが崩れている。中国海軍が力を持つとどうなるかというアメリカ側の視点で書かれた一冊で、日本の安全保障という観点からも興味深い。
・月と6ペンス
 古い小説だが、今も残る意味が分かる一冊である。長年にわたり読み続けられるものには、言葉でいえない「何か」がある。
・パンツが見える
 元々下着をつけてなかった日本人女性がいかにして下着を着用するようになったか、その原点を探り、日本人男性がいつから下着に興奮するようになったかというどうでもいいことを丹念に資料を拾い検討した一冊で、人生必読ではないが、バカバカしくて面白い。
 残りは明日。

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