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2019年7月 5日 (金)

読書日記「サカナとヤクザ」

 小学館。鈴木智彦。
 密漁ビジネスが暴力団の資金源になっていることを暴くルポである。
 流通しているアワビの半分が密漁ものであることや、どのように密漁をするか等について丹念に取材をし、事実を積み重ねていく。
 ナマコの密猟、ウナギの密猟等々、我々が消費している食材の需要を満たすためには、そして、価格を維持するためには、密猟が不可欠な構成要素となっていることを描いていく。
 筆者はこの状況について悪者を設定して描くというわかりやすい構図を選ぶことなく、事実を述べていく。
 我々消費者も、密猟の共犯者なのではないか?自省させられる一冊。
 これは面白かった。

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