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2019年12月 6日 (金)

読書日記ベスト10その4

「マンモスを再生せよ」文藝春秋。ベン・メズリック。
 ハーバード大学の遺伝子チームがマンモスを再生しようとしている取組を紹介するノンフィクション。
 なぜマンモスを復活させないといけないか。それはこの本を読んでのお楽しみであるが(復活しない場合のストーリーを考えると楽しみとは言っていられない)、地球規模の災害が起こる可能性があるからである。
 韓国では亡くなった犬と全く同一の遺伝子を持つクローン犬が高値で製造されている。
 神の領域であると恐ろしくもなる一冊。

「サカナとヤクザ」小学館。鈴木智彦。
 密猟が暴力団の資金源になっているというルポである。
 把握されている漁獲量から考えると、密猟がなければ食卓や飲食店で並ぶ魚介類は不足するということで、密猟をする者だけが悪いという構図ではなく、食を求める我々にも責任があるのではないかと考えさせられる一冊。
 勤勉に漁をするヤクザもの達を見ていると、それだけの労力をかけられるのであれば、普通に働けばいいではないかと思ってしまうのは私だけであろうか。

 その他、今年読んだ本で良かったのは(読書日記で書いたので出版社や筆者、内容は割愛する)、「ナマズの博覧誌」(かなりマニアックなので、私のようにナマズ好きにしか分からない一冊かもしれないが)、「本能寺の変」(史料に基づいて本能寺の変について簡にして要を得た説明がされる)、「世界の辺境とハードボイルド室町時代」(対談本であるが、辺境と比較することで日本の中世の理解を深められる一冊。対談者2人の知識量の豊富さにただ圧倒されるが、知的好奇心が満たされる)である。
 これらが今まで紹介した作品と差があるわけではなく、単に私がこれ以上書くのがしんどくなっただけである。
 以上です。

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