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2020年3月 4日 (水)

携帯電話の普及

 平成8年に弁護士になったころは携帯電話を持っている人などほとんどいなかった。
 地方の裁判所で事務所に電話をしようとしても、裁判所の入り口あたりに公衆電話が一台あるくらいで、そこを誰かが占拠していると、どうしようもなかった。
 一度、地方の事務所で依頼者に電話をして和解の話をしようとしたところ、公衆電話をずっと使っている中年男性がいて、借金の督促をしていた。個人の金融屋か何かだったのであろう。結局、公衆電話が空きそうにないので、やむを得ず話を持ち帰ったことがある。

 事務所に電話をするにも、公衆電話を見つけて電話せざるを得ないが、場所によっては周囲の音がうるさくて聞き取りにくかったりしたことを覚えている。
 中にはテレホンカードが使えない公衆電話もまだあった。

 少し経って不便だと思い携帯電話を持つようになったが、その頃の携帯電話は、電池はすぐ切れるし、電波は悪いし、高いしとどうしようもない代物であった。
 弁護士で携帯電話を持っている人はこの頃でもほとんどいなかった。

 4月で弁護士になって25年目に入るので、思い返すとあの頃と今とでは携帯電話の普及の度合いが全く違っていて、もはや電話をするのに困るということはなくなった。
 出張中も、事務所から定時に電話やファックス等の事務連絡が携帯とPCのメールに届くようにしているし、PDFにできるので、事務局の手間は増えるが、とてつもなく困るということもない。昔は出張中に急いで対応しないといけない書面が出されて、どうしようもないので宿泊先のホテルにファックスで送ってもらったこともある。
 昔の仕事の速度と今の仕事の速度は全く違うが、携帯電話の普及がそれに一役かっていることは明らかである。
 特にオチもないが、以上です。

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