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2020年3月 5日 (木)

読書日記「感染源 防御不能のパンデミック追う」

 原書房。ソニア・シャー。

 現在コロナウィルスが猛威を振るっている。これは、これまでに起こったパンデミックを整理した一冊。
 少し前に購入していたが、これを機会に読むことにした。

 パンデミックはなぜ起こるのか、パンデミックが起こった時の人が取るパニックの状態がどうか、また、我々が遺伝子解析によりどれだけこれまでパンデミックにさらされてきたか等が整理されている。

 コレラが蔓延した理由が誤った医学的認識により、コレラは悪臭から発生するとされ、川に排泄物を垂れ流したためにコレラが猛威をふるったのだが、それを早期に発見した科学者もいたが、医学界はこれを受け入れず異端としたため、コレラがさらに広がったなど、恐ろしい話が書かれている。排泄物が垂れ流された川の水をそのまま濾過もせず飲料に使用していたことで、コレラが収まることはなかったなど、衝撃の話が書かれている。

 また、病原体を移民が持ち込むとして、移民が虐殺されたり、ワクチンを接種させようとした医師たちが虐殺されるなど、誤った知見のために起こった悲劇なども書かれている。

 本当に恐ろしい一冊であるが、これは是非読むべき一冊である。

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