2018年11月21日 (水)

読書日記「桶狭間は経済戦争だった」

 青春出版社。武田知弘。
 信長と他の戦国大名の強さを分けたのは経済力であるという観点から、武田家の経済力の脆弱さや(遠征するのに武田家の家臣にお金がなく、貸付を受けていることや、税が高く逃亡する農民が割合いたことなどの史料は確かに別の本でも読んだ)、信長の経済力が群を抜いていたことから、桶狭間に勝てたと考えられること、桶狭間が経済的にどういう意味を有していたかを整理した新書。

 戦国時代も遠征費は通常自弁であったから、お金が足りず借りていたという話は史料にもよく出てくる。大阪の陣の際に、家康が金がないため遠征ができないという家臣を「日頃何の為に俸禄を出しているのか」と叱った逸話などもある。
 なお、この本にはないが、家康も金をため込んでおり、確か秀次事件に連座されられそうになった細川忠興が家康から金を借りた時、浜松城が築城された時のお金で、将来を見据えていざという時のためにお金を置いていた家康に感嘆したという史実もあった記憶である(多少怪しい記憶だが)。
 新書でなく、この観点から分厚い史料に基づいた本を書いてもらいたいと感じた一冊である。

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2018年11月20日 (火)

Eテレ

 テレビはそんなに見ない方である。ニュースかサッカーとスカパーの動物ノンフィクションあるいは未確認生物探しくらいしか見なかったのだが(ドラマは全く見ない)、最近のEテレは攻めていて、民放より遙かに面白い。

 先日は植物に学ぶ生存戦略という番組を見たが、むちゃくちゃであった。よく、山田孝之も、林田アナ(ブラタモリのアナ)も、笑わないでできるものである。同列系統には、香川照之の昆虫すごいぜ!もある。これもまたむちゃくちゃである。
 チコちゃんに叱られるは総合だが、これまた面白い。
 朝からやっている0655、ピタゴラスイッチ、デザインあ、などの短い番組も面白い。耳につくフレーズや歌などが多い。
 これなら受信料も払おうと思っているのは、私だけであろうか。
 密かなファンがけっこういると思うのが、NHKの番組ではなかろうか。

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2018年11月19日 (月)

毛布の魔力だワン

 冷え込んできて、毛布でポンワリしている二代目小次郎である。

 私も咳が出ているので(しんどくは全くないのだが)、みなさん風邪には気をつけていきましょう。
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2018年11月16日 (金)

2回試験

 今日から71期修習生の2回試験ということである。

 司法試験に合格しただけでは修習生になれるだけであり、2回目の修習終了時の試験に合格しなければ実務家になれないのである。
 私は48期で、司法研修所が和光に移転した1期生であり、そのときは、和光に移転したので大量に落第者が出されるというデマが飛んだりしており、研修所がピリピリしていた記憶がある。
 私は合格さえすればいいという考えであったので、後期修習(実務修習地での実務での修習が終わった後の2回試験前の研修所で行われる座学修習)中にもっとも上達したのはバスケットであった。
 当時は修習期間は2年であり、ゆったりとしていたこともある。
 体育館でバスケットをよくやっていたことを思い出す。
 成績は取り寄せたことがないので分からないが、まあ合格して今ここにいる。
 その後は合格者も増えて大量に不合格者もでているようであるが、71期修習生の皆さん、何とか頑張ってください。
 実務家になれば、試験はないものの、仕事をした結果が実務家としての成績のようなものであり、日々調べ物をし、考え、書面を書くという作業は、実務家でなくなるその日まで続くのである。

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2018年11月14日 (水)

タクシー乗り場にて

 タクシー乗り場で、乗るのか乗らないのか分からない人がいる。

 行き先を確認しながら、後ろにかなり列ができているのに、ドアを開けたタクシーに乗り込まないのである。
 乗らないのですか、と聞くと、どうぞという人もいれば(順番は譲りたくないようで、自分たちの行き先が確認できたらぱっと乗るのであろう)、そのままタクシーに乗る人もいる。
 たまに、タクシーではなく、迎えの車を待っている人もいる(紛らわしいから、違うところで待って欲しい)。
 時間泥棒はやめて欲しいもんである。
 以上。

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2018年11月13日 (火)

熊本弁護士会訪問

 11月9日の日は熊本弁護士会に訪問させていただいた。

 京都弁護士会では、毎年先進的な取組をしている単位会を法律相談センター運営委員会が中心となって訪問させていただき、相互交流を図っているが、今年度は熊本にお邪魔させていただいたのである。
 これまでに、相談料を無料化することを決めて実施間近な頃の札幌に行き、その後新潟(法律相談についてチケット制を導入されていたり、相談センターを次々作られていた)、福岡(あらゆる取組が参考になった)、広島(土石流の被害対応を中心にヒアリングさせていただいた)、千葉(2000円に相談料を減額されていた)、仙台(震災の被害相談を中心にヒアリング)と訪問させていただいてきている。
 私は仙台のみ所用が入り行くことができなかったが、それ以外は全て参加してきている。
 熊本会では、相談センターの状況、大地震後の相談のご苦労と現在の課題、広報について3時間半に渡り協議をさせていただき、その後も熊本の料理に舌鼓を打ちながら懇親を深めさせていただいた。
 会長が私と同期同クラスということもあり、さらに盛り上がったのである。
 他会の状況を直接見聞すると、京都におけるこれからの施策を考える上で本当に参考になる。
 熊本会の先生方、ありがとうございました。
 
 翌年はどこを訪問しようか、検討中である。

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2018年11月12日 (月)

かまってくれるのかワン

 ソファーの端から、ちらりと私を見ている二代目小次郎である。 

 この後、近づいてきて前脚で私の腕をカシカシとして撫でろと言ったことはいうまでもない。
 11月も早くも12日。あと1ヶ月半ほどで平成30年も終わりますが、頑張っていきましょう。
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2018年11月 9日 (金)

読書日記「未解決事件、グリコ・森永事件、捜査員300人の証言」

 新潮文庫。NHKスペシャル取材班。

 グリコ森永事件の裏で、警察がどういう行動をしていて、犯人に肉薄していたのかを丹念に取材した一冊で、いやあ、面白かった。
 滋賀県警が実は犯人に肉薄していたとか、キツネ目の男の行動は実はこうだったのか等、当時知ることのできなかった裏の事情が丹念に描かれている。
 捜査員たちの無念さ、捜査にかける執念も感じられ、これはいい本である。
 お勧めの一冊。

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2018年11月 8日 (木)

読書日記「関東大震災」

 文春文庫。吉村昭。
  時々絶対に読むべき吉村昭先生の一冊である。

 関東大震災において、生存者がどういう動きをしたのか、また、なぜあれだけの死者が出たのか(火災がその原因だったのだが)、なぜ朝鮮人の虐殺が起こったのかを、冷静な筆致で描かれている。
 震災からは日本にいる以上逃れられないので、筆者の「三陸海岸大津波」とともに、読んでおくべき一冊であろう。

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2018年11月 7日 (水)

読書日記「かぜの科学」

 ジェニファー・アッカーマン。ハヤカワノンフィクション文庫。

 かぜになぜかかるのか、どういう経路でかかるのか、なぜかぜが重症化する人がいるのか、かぜにかかったことのない人はどうしてかからないのか等々、かぜに絡んだ科学ノンフィクションである。
 かぜに罹患する経路等を確認するため、かぜのウィルスをわざわざ身体に取り入れるアルバイトがあるとは驚きであった。
 こうやって見ると、うがい、手洗いがどれほど大事かよくわかったのである。
 面白いが、なんとなく読んでいるだけで喉がいがらっぽくなってくる一冊である。

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