ホウレンソウ
tkさん、コメントありがとうございます。私の経験上、相手方となった弁護士で、もめごとを増やす弁護士はそれほど多くありません。多くの弁護士は職業倫理に燃えて辛い事件でも手を抜かずにやっています。ただ、弁護士が大増員が予定されているこれからは、食べるに困った弁護士が某建築士のように、「お金のため」依頼者を食い物にする時代となってしまうかもしれません。内閣府規制改革ワーキンググループでは、大増員しろと言っていますが、大増員によって最終的に被害を受けるのは国民です。このワーキンググループは、規制改革の名の下に偉そうなことを言っていますが、委員は全て法律の実務を知っているとは思えませんし、合格者を増やしたいロースクール出身の学者であったりするので、利益団体の代表の集まりではないかと思っています。
さて、話がそれましたが、弁護士の基本中の基本が、タイトルにあるホウレンソウです。これは、依頼者に対する「報告」「連絡」「相談」が弁護士の依頼者に対する基本姿勢であるという格言のようなものです。
事件がどのようになっているか依頼者に「報告」する。
依頼者に事件の関係で動きがあれば、「連絡」する。
事件については、依頼者の権利義務に関わることであるから依頼者に「相談」する。
当たり前のことでありますが、これが出来ていない弁護士には依頼しない方がよいと思います。
まあ、弁護士の方から言えば、どんなに連絡しても回答がなかったり、連絡もくれなかったり、どんなに相談しても、どんなに説明しても、全然理解してくれない不良依頼者もいるにはいますが…。
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