弁護士の鞄
LOSTさんコメントありがとうございます。
日本では消費者教育が行き届いていないので、消費者被害に遭う確率も高いとは思います。
ただ、私も丸10年弁護士をやってきましたが、自分自身のもめ事を冷静に見ることが出来る人というのは中々お目にかかれません。私も自分の交渉ごとを友人の弁護士に依頼したことがありますが、自分でいうのも変ですが、「弁護士に依頼するといいなあ」と思いました。
もめ事の相当部分を依頼したことで忘れられましたし、やはり自分のこととなると冷静さを欠いてしまいがちになり、冷静なアドバイスをもらいましたので。逆にいうと、弁護士も他人の紛争だから仕事として依頼を受けられるという側面もあります。
さて、タイトルは弁護士の鞄となっていますが、弁護士は裁判の記録を入れる必要があるために、たいていマチ(幅)の広い鞄を使っていますが、中々思い通りの好みの鞄がないのが悩みだと皆言います。私も実際これだという鞄には出会えていません。
特に私は、鞄に何でもかんでも入れてしまうタイプで、財布とか携帯とか出来るだけスーツのポケットに入れないようにしています。肩こり症なので、スーツを着た時に出来るだけ軽くするため、鞄に全ての持ち物(筆記具を除く)を入れているのと、電車で通勤しているのもあって、軽量かつ大容量で、肩から提げられて肩に提げたまま財布や定期がすばやく取り出せるというようなものを探し求めています。
弁護士になって2,3年目の頃、今はやりのトゥミが出だして誰も持っていない頃「これはいい!」と思って買ったのですが、鞄自体が重くて、若い頃はよかったのですが、だんだん鞄自体の重さに耐えられなくなって、今では事務所でホコリをかぶっています。
その他ラガシャやハートマンなどを使ったり、一時は重たい革のロイヤーズバッグなども持っていましたが、やっぱりナイロンが軽量でよいので、今は19800円の鞄(よく知らないけど、踊る大捜査線で織田ゆうじが演じる刑事が使っている鞄らしいです)を使っています。
ただ、重い記録を入れるのと、現場に行ったり結構ハードユースなので、軽量なものはすぐに切れたりしてしまうので、この鞄もいつまで持つのやら…。
これが潰れたら、次は一時使用していたラガシャの新機能主義のカーキ色の鞄を使用しようかなと思っています(ラガシャの新機能主義は、割と気に入っていたのに、なぜか廃盤)。
周りの弁護士では、けっこうトゥミの鞄を使っている人が多いですが、私は人と同じものは出来るだけ持ちたくないのと、トゥミの重さに参った経験を持っているので、ザ・弁護士(しかも私専用)みたいな鞄が欲しいなあといつも思っています。
年寄りの先生では、フロシキを使っている人もいます。これが究極のカバンかも知れませんが、さすがにまだそこまでの境地には…。
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コメント
ふろしき!笑。
かわいくておしゃれですね。かつ軽量!
ただ、確かにある程度年齢を重ねたいとスーツには似合わないかもしれませんね。
個人的には織田裕二バッグも素敵だと思います。
投稿: もも | 2006年3月18日 (土) 05時50分