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2006年5月11日 (木)

弁護士とお酒

 別にお酒と弁護士は関係ないと言えば関係ないのですが、私は酒飲みの部類に入るようです(最近ちょっと法曹人口問題に偏っていたのでたまには軽い話題)。
 もう少し若い頃は最高一次会の中華料理屋で8時半に記憶が飛び、翌朝気づいたら自宅で寝ていたこともあります。本当にどうやって帰ったのか、二次会で何をしていたのか覚えていませんでした。そのときは普通やったらしいのですが…。
 あと、駅から自転車で帰ってくる途中でガードレールで擦ったようで腕が白くなっていたり、足を怪我していたこともありました。さすがに最近はそのような飲み方はしないのですが、よくあんな飲み方をしていたものです。
 独立した3年前までは、飲みに行くのは今と同じで週に2、3回なのですが、毎回かなり量を飲んでおり、だいたい生ビール2杯、日本酒五合、ウイスキーロックで5、6杯程度は飲んでいました。最高一人で日本酒を一升半空けたこともあります。でも翌日はサッカーの練習試合で得点を取っていたくらい元気でした。
 昔のことを言い出すとはだめですかね。最近は飲む量も減らして記憶もなくなりませんがそれでも二日酔いになります。酒が弱くなったのでしょうか。
 まあ、私の祖父が大酒飲みから糖尿病になり、早くに死んだのでさすがにいつまでもこんな飲み方ではと反省したので弱くなったくらいの方がよいのかもしれないですが。
 時々刑事事件で、酒で記憶がなくなったという人がいて、私には彼らの言い分がよく分かりますし、私の3人の師匠のうちの一人であるN村弁護士も「よく分かる」と言っていますが、酒を飲んで覚えていないは、裁判官には通用しません。まあ裁判官はさすがにそんな記憶をなくす状況になったことがないんやろな…と思いながら裁判官の厳しい尋問を聞いていたりします。
  酒飲み友達の一人U先生は、最近肌荒れがするといってひげを伸ばしているという話を少し前に書きましたが、実は2ミリの長さに切れるというひげそりを買っていたことを先日飲んでいる時に白状させました。やはりチョイ悪オヤジを目指していたのか。
酒は人の口を軽くしてしまうようです。
ただ、守秘義務に抵触しない範囲での先輩弁護士の実体験談は、酒を飲んでいる席でいい話が聞けることがあり、後で役立っていることも多いように思います。

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