弁護士と医師の見立て
少し前に喘息のため大病院に行き治療を受けていたのであるが、いろいろ検査をするばかりであまり症状が改善されず、薬を変えられては副作用が出ていた。あげくの果てに、「背骨の歪みからきているのでは」と言われ整形外科に行くように言われたので、これは断った。
そこで知人の弁護士から呼吸器科の名医の開業医を紹介してもらい行ったところ、「いくら気管を拡げても炎症が起こっていたらどうしようもないから、思い切って吸入ステロイドを増やしましょう」といわれ、そのようにしたところ症状が劇的に改善した。
喘息とは気管の炎症であり、炎症を抑えることが治療の最重要課題だからであり、これまでは私も本で調べて大病院の医師に「ステロイドを増やしたほうがいいのでは」と聞いていたが、「あまり意味はない」と言われて処方してもらえなかったので、「やはり」という思いであった。
同じ薬は出ているのだが、使い方のさじ加減1つでこのようにも違うのかと神様を見る思いであった。呼吸器に関してはこの先生についていこうと決めている。歯医者は三条京阪のところにあるT歯科しかないと決めているのと同様である。
医師もあまり過度に信用出来ないことの表れであるが、弁護士も同様である。ある弁護士が「だめだ」と言っていた案件が、違う弁護士では「行ける」となることもある。その弁護士が自分の費用が稼ぎたいために「行ける」と言っているのでなければ、であるが…。
ただ、どうしようもない案件はどの弁護士でも「だめだ」となる。
医師同様、依頼している弁護士が信用出来ないとか不満があったらセカンドオピニオンを聞くのも手である。
悪い弁護士とは、費用の説明がなく、契約書を作らず、事件の手続の説明がないなどが典型である。契約書作成は弁護士の義務だから、契約書を作らない弁護士に「契約書は?」と聞いてごまかすようでは依頼しない方がよいだろう。
| 固定リンク
コメント