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2007年6月20日 (水)

K総合事務所との食事会

 先日、K総合事務所との食事会をした。私では絶対に事務員を連れていかないイタリア料理の店であった(私は居酒屋か焼肉か寿司)。弁護士事務所の事務員さんも他の事務所と交流した方が楽しいであろうし、他の事務所の弁護士と食事をするのもやはり刺激になる。このブログを読まれている修習生も、実務家になった時には仕事と家の往復ではなく、やはり他の同業者と酒を飲み、気が大きくなって「あの弁護士はアホや」とか、「あの裁判官はアホや」とグチを言い合うのも大変有益である。1人でこもるのは本当によくない。依頼者や事件の紹介者と食事をして接待をすることもあるが、そうした仕事を離れた食事も有益である。わら人形を抱いて丑の刻まいりをする元気があるなら、食事会である。

 まあ今回は興味のない人には全く興味がないであろう内輪ネタなので、読み飛ばしたい人は読み飛ばしてもらえばよい回であるが、こうした周辺の人に支えられたりエネルギーをもらったり、こうした人たちと雑談する中で自分の考えが固まっていったりすることがあるので、弁護士の実態を知ることにはなるだろう。

 K総合事務所のK弁護士は私より12歳年上であるにもかかわらず(同じ戌年)、私をアニキと呼ぶ強者である。ある疑惑が取り沙汰されるO弁護士ネタから最近卒業しつつあったはずなのにまたネタを披露してくれたK藤S一郎君も参加してくれた。

 ほかの事務所と食事会をすると、なんともいえない事務所のカラーがあることに気づく。私の事務所は自分でいうのもなんだがやっぱり私の事務所のカラーというか、雰囲気がある。K総合事務所も同様で、やはり事務所ごとのカラーがあり、不思議なものだと感心させられるのである。私が元勤務していたボスの事務所もやはり事務所のカラーがある。ボスの事務所には事務員になってから既に40年が経つベテラン事務員K田さんがいて(本当は20年経っていないらしいが)、強烈なカラーを作り出していることと同様である。

 K総合事務所の3人は長身でスタイルがよく美人系であることが共通している。そのうちのKさんは前の飲み会であろうことかボスであるK弁護士から「色気が全くない」とダメだしされていた事務員さんである。しかし、私からみると全然色気がある。K弁護士によると、K事務所の事務員は皆色気がないというのである。

 当日の二次会ではK弁護士はあろうことか、Kさんに向かって、「僕は実は小柄な人が好きやねん。事務員を誰を採用するかは、事務所の他の弁護士の総意やからな~」などという爆弾発言をしてKさんはむっとしていた。さすが酔っぱらいのK弁護士である。おそらくその発言は忘れているであろう。しかし私は覚えている。
 Sさんは清楚な感じであまり話をされないが、女性同士であればどうなのであろうかと勘ぐっていた私である。弁護士がいると緊張しはるのかも知れない。あるいは、私がしゃべりすぎたのか。
 少し前のブログにも登場したTさんはK事務所の影のボスである(と私が勝手に思っている)。我々が接待交際でたまに行く店が実はいかがわしい店ではないかとTさんが勘ぐっていたのはショックであった。そんな店には少なくとも私はいかないし、行ったところでそんな店の領収書は出さないであろう(そもそも経費にならない)。Tさんがこのブログを読んでいてくれたことも知れてよかった。意外なところに読者はいるものである。ちなみに、私をアニキと呼んでいる癖にK弁護士はこのブログを読んでいない。彼はまだまだである。

 うちの事務員2人(M川さんとN西さん)は長身ではなく、かわいい系であるが、この2人もY下N子弁護士から、別の飲み会の時に「全然色気ないやんな」と言われていた。しかし、事務所の飲み会の時に、お色気ムンムンでも困るので(そういう事務員も他の事務所に過去いたが。)、仕事中や事務所での食事の時は色気がない方がよいのである。私がみたところ、私の前ではあえて色気を抑えているに違いない。

 こうした楽しい食事会もたまに行くからこそまたいい仕事が出来るのである。引きこもりはいけないのである。

 

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コメント

このブログはいつも面白いのである。

投稿: | 2007年6月20日 (水) 23時03分

コメントありがとうございます。
誰がしてくれているのか気になります。

投稿: 中 隆志 | 2007年6月21日 (木) 18時38分

前のコメントはK総合法律事務所 T田ではありません・・・
しくしく・・・

投稿: | 2007年6月22日 (金) 14時44分

市民派弁護士に事件を放置され、ネットサーフィンをしていたらここにたどりつきました。事件の方は、別の若い弁護士に受任して貰えそうですがまだ不安定な状態です。。
現在引きこもってますが、先生のブログで少し気持ちが和みます。

投稿: やま | 2007年6月22日 (金) 20時32分

T田さんかと思っていました…。
しくしく。

 事件放置は弁護士の懲戒の中でも多い類型です。プロでお金を貰っている以上、遅れている場合にはその都度の報告が必要でしょうね。中には事案が複雑であるとかで、時間がかかることがやむを得ない事件もあります。

投稿: 中 隆志 | 2007年6月24日 (日) 00時08分

虚偽は正当な弁護士業務だ !

 日弁連・会長:宇都宮健児は、「虚偽(詐害行為)は正当な弁護士業務だ」と主張(議決)して、懲戒対象弁護士を擁護し、これを撤回せずに、裁判で争っております。

 弁護士を指導・監督する立場にある宇都宮健児のこの行為は、不法行為を教唆するものであり、国民への背任です。

 表向きは、社会正義の実現(弁護士法1条)を強調しながらも、裏陰では、「虚偽(詐害行為)は正当だ」と指導しているのですから.弁護士トラブルが急増するは当然です。
 
 日弁連・会長:宇都宮健児らは、提訴し、勝訴するための「虚偽は正当だ」との理念を抱き、当然のように実践する人間たちだということでしょう。

 そして、組織的な権力を得ている日弁連・会長:宇都宮健児らのこの裏影での卑劣な行為を国民は知ることができず、それをとがめる手段もないのです。

 国民は、日弁連・会長:宇都宮健児らのこの卑劣な事実を知るべきであり、この元凶者たちを排除すべきです。

法曹界に正義はありません。

投稿: 赤影 | 2011年2月19日 (土) 14時38分

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