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2007年6月18日 (月)

腕時計を外すとラク

 2週間ほど前から腕時計をしていない。肩凝りがひどいので、つらい時は腕時計をすると余計に肩が凝るからである。カバンの中には入れてある。独立1年目が終わった時に自分への褒美として買ったそれなりの価格がする時計なのだが、カバンの中では宝の持ち腐れである。しかも自動巻なのですぐに止まるときたもんである。

 雑誌なんかでいい時計を見てちょっと欲しいなと思うこともないではないが、どうせ着けないからと思って時計はあまり買わないでおこうと心に誓っている。時計はもうここ4年ほど買っていない。私の第3の師匠のN村T雄弁護士も時計は国産の安いものしか着けていない。接待交際費にかけるお金を少し出せば時計は買えるであろうが、人のお金をかけるところは本当にまちまちである。

 事務所にいる間は、机の上には、独立時に貰ったミキモトの置き時計もあるし、グッチの腕時計を最近は置き時計代わりにずっと置いているので机で起案している間は困らない(ジッポーの懐中時計もあるのだが、電池が切れたので代わりにおいてある)。
 外に出たら出たで、時計は割合どこにでもあるから何とか知ることも出来るし、携帯電話を取り出せばすぐ時間は分かる。ちなみにぬいぐるみのクマもパソコンの上に座っている(このクマは随分前に貰ったものであるが、ネクタイをしていてちょこっと座っていてかわいい奴である。ブログペットのナイルくらいかわいい)。

 腕時計を外すことで、何となく時間に追われている気分がなくなったような気分的効果もある。私のボスも腕時計が嫌いで、着けておらず、私が事務所に入った頃には時計を全く持っていなかった。その後懐中時計を持つようにはなったが、ボスも「時間なんかどこでも何とかわかるやんか」と言っていた。その気持ちは時計を外すと何となくわかる。

 ただ、私のボスは時計をしていなかった結果、伊丹空港まで行っていたにもかかわらず乗り遅れて出張にいけなかったということがあったようではあるが…。こういう結果にはならないよう、時間にはゆとりを持って出発しようとは心掛けているワタシなのである。

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