三連休
三連休が続くと、平日に裁判や打ち合わせを入れることになり、書面を書いたり、記録を読み込む時間がなくなるため、自宅で仕事をすることになる。三連休などは関係なしに、自宅で起案したり記録を検討することもしばしばである。
自宅では仕事が出来ず、事務所まで出てこないとという弁護士も多いが、私は通勤に少し時間がかかるので、その時間がもったいないので自宅でしている。受験時代も図書館などでは勉強せず、自宅で開いた教科書の上に座ってくる猫や(なんどどかしても乗ってくる)、同居していて耳が遠く、自分のいいたいことをいいにくる祖父(既に他会したが)にじゃまをされながらでもあまり気にならずに勉強出来たので、事務所に来なくてもどこでも仕事は出来るほうである。
また、仕事の合間にぶつ切りに電話などがかかってくると書面が書けないという人もいるが、私は割合平気である。
この三連休中も起案をして記録を検討せざるを得なかった。プロである以上、期限までには仕事をこなさないといけないのである。プロとはお金をもらってやるものであり、アマチュアは趣味でやるものである。弁護士はプロであるから、本来仕事に甘えは許されないのである(たまにどうしても間に合わないといって甘えますが)。
この休みには官邸崩壊という本を読んだ。これでは安部総理がぼろぼろになったのはわかるが、全ては総理の危機管理能力の甘さによるものである。その点、小泉さんはすごい。個人的には小泉政権の元で進められた規制改革はいきすぎていたので、その政策は嫌いなのであるが、小泉の政権維持の危機管理能力と権力掌握能力はすごいものがある。
最近読んだ本。
「異説 もう一つの川中島合戦」「覇者(上)(下)、逆説の日本史の井沢元彦の歴史小説である」「まだ、タバコですか?」など。
| 固定リンク
コメント