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2007年9月26日 (水)

ビッグバン

 今宇宙の最先端の研究を新書版にした「宇宙はどこまで明らかになったのか」(福江純、栗野諭美 著)という本を読んでいるのだが、内容がかなり難しいところがあり中々進まない。

 宇宙は137億年前にビッグバンによって誕生し、その時点で時間と空間が生まれたとされていて、遠方の銀河を観測すると遠ざかっていっていることからまだ宇宙は膨張を続けているとされている。そのほかにもいろいろ書いてあるのであるが、なかなかに理系の人が書いた本は難しく超文系の私には中々理解出来ないところがある。

 137億年というと気が遠くなるような時間でありピンとこないほどの時間であるが、わかるはずもない疑問として、「宇宙が膨張しているとしたら、その外はどうなっているのか?」という疑問が常々ある。ビッグバンが発生する前は時間も空間も存在しなかったとされるが、その根拠は何か?というところも気になる。
 ひょっとすると、宇宙の外には別の空間があり、我々がいる宇宙がその空間をどんどん膨張して飲み込んでいっているのかもしれず、宇宙の外には別の何かがあるのかもしれないとも思うのである。
 これについて答えが出る日は来ないのかもしれないし、考えてみたところでわかるはずもないのだが、???となる疑問である。

 微生物からすれば、我々人間も認識出来ないほどの大きさであるから、我々人間が認識できない巨大な生物が存在していて、宇宙の広さもその巨大な生物からすれば取るに足りない広さであるということも考えられなくはない。

 地球だけでも探検しつくされた訳ではないのであるが、宇宙のことを考えるとそのスケールに不思議な気持ちになってしまうのである。

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