勤務弁護士が入りました。
9月21日より、私の事務所に新しい弁護士が入所してくれている。
これまでにブログで書いたが、弁護士の仕事は手作業なので、1人1人が出来る作業には限界がある。東京で何百人も弁護士がいる事務所は、企業などのニーズに対応しようとすればそれだけ弁護士が多人数必要であるということなのであろう。
それだけの人員を雇用しようとすれば、人件費も膨大なものになるであろうから、当然依頼した場合の費用は高くなる。
一方、大手企業のニーズに応えられるだけの大型事務所だけが必要ではなく、個々の依頼者に個別に対応する私の事務所のような事務所も当然必要である。
東京のある弁護士は、「大手企業からの収入が90%で、あとは個人が10%。個人の事件はボランティアと思ってやっている」と言っていた。
ほとんどが個人または個人と同視出来るような法人からの事件である私などからすればおよそ考えられない発言である。
ともあれ、これまでは至急相談したいと言われても、体が空いていないことが多かったので迷惑をかけていたこともしばしばであったが、これで少しは依頼者のニーズにさらに応えられるようになったと考えている。
しかし、そう考えている矢先、次々に相談が舞い込んでくる状態となってしまって十分に対応出来ていない。ありがたいことではあるが、すぐに相談を聞けない状態がうらめしくもある。
しくしく。
| 固定リンク
« ブログを書く時間 | トップページ | アウロラ破損 »
コメント