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2007年12月24日 (月)

休日の当番弁護士

 今日は休日の当番弁護士で、事務所で待機している。
 休日の当番弁護士では、あまりいい思い出がない。
 まず、やたら休日の担当が多い気がしたことがある。刑事委員会に聞いても、「機械的に割り振っただけである」と言われたが、刑事委員会の先生は休日入っていなかったりするので、「うーむ」という気になったことがある。

 あとは昔は1日当番だったので、17時少し前になって、その日の勾留質問を終えた裁判所から、一気に3~4件出動要請が入ったことが何回かあった。
 既に出動依頼が16時45分頃で、そこから皆警察にばらばらと帰るので、各地の警察を回っていると、帰宅は夜の10時を過ぎたこともままある。
 裁判所で当番弁護士の面会希望を出しているのであれば、裁判所で面会させてくれれば手間が省けるのだが、このへんがお役所仕事であり、全部終わってからしか留守電に入れないのである。また、裁判所でも面会させてくれない。護送車の手配などがあるからということであるが、弁護士の面会の便宜などはかってくれないのである。

 あとは、裁判所の書記官が簡単に当番の出動を指示するという問題点もある。一度真冬でしんしんと雪が降ってきた夕方に3件出動依頼があり、最初は北から行こうと考えて北の方の警察署に面会に行くと、「私、呼んでないよ。」と少女に冷たく言われたことがある。事情を聞くと、「裁判所の人にどうする、と言われて黙っていたら、『よんどきますね』と言っていた」とのことである。呼ばれてもいないのに言っているので全然会話も成り立たず、寒さに震えながら次の警察に向かったこともある。

 まだまだあるのだが、またの機会にしよう。
 今は2時間ごとに交代制となっているが、私は被疑者国選も登録しているので、いずれにせよ、本日中にそういう案件があれば受任する義務がある。今から受けても年末年始が入るので、どうやって弁護をしようかと悩んでいるのである。

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