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2008年3月19日 (水)

ひろしま美術館展

 昨日は弁護士会の総会だった。京都弁護士会の総会は往々にして長くなるので、長くなることを覚悟して行ったところ、2時間程度で終わった。

 その後事務所に戻っても急ぎの起案もなかったので、ここのところ気になっていけなかった京都駅の駅ビル7階の美術館の「ひろしま美術館展」に行って帰ることにした。

 仕事帰りのビジネスマンも結構立ち寄っているようである。
 入場料900円を払って中を見る。

 このように書いたからといって、私が絵に造詣が深い訳でもなんでもない。たまに美術館には行きたくなるという程度のことである。作家についてもあまり知らない。昨年夏ころに大阪高裁の近くの美術館でやっていたどこかの国のなんとか展には仕事の都合でいけずじまいであったので(デルヴォーという作家の絵に魅せられた。思わずデルヴォーの画集を買ったほどである)、久しぶりの美術館である。

 好き嫌いはあり、ルノアールは好きではない。モネもいまいち。
 ゴッホは好きで、ドービニーの庭は少し時間をかけて見た。1890年のものだということだが、こうした絵には何かが込められているのだろう。

 あとはカミーユ・ピサロという作家の風景画が気に入った。
 だいたい私は風景画が好きなのである。ルノアールが好きでないのはそのせいだろう。

 ゴッホの作品のポスターなどもいくつか持っているが、やはり実物はいい。
 所有したいと思う人がいるのはわからないではない。
 

 たまにはこうして命の洗濯をしないと仕事も出来ないのである。

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