歯と健康
歯と健康も非常に密接なつながりがある。
かみあわせが悪いだけで自律神経失調症のような症状になることもあるようである。
また、歯の根本には造血細胞があるということで、歯周病となると歯周病菌が歯の根本から全身に回り、全身の病気を引き起こすこともあるといわれている。
親知らずも放置すると前の歯を押すことがあり、その隙間からばい菌が入り、歯茎の中で虫歯になると同じようなことが起こるといわれている。
複数のこうした本を読んで「ひえええ」と思って3年間抜かなかった親知らずを1年前に抜いてから、親知らずが埋まっていた頃に感じた体調不良はなくなっている。私の親知らずも歯茎の中で虫歯になっていて、危ないところであった。
歯だけは自然に治らないので困るのである。
私はガン細胞は出来たり消えたりするもので自然治癒することもあるという考えなのであるが(全ての癌がそうだとはいわないが)、歯だけはいかんともしがたい。昔の人で虫歯になったらそれで死んでしまった人もいるのではないかと思うくらいである。
虫歯になりにくい人となりやすい人もいるようで、幸い私は歯医者のお世話にはほとんどならない。歯医者にいっても、「いい歯だ」といわれるのである。
先日親知らずを抜いたところが痛むような気がしたので診てもらいにいったところ、人間の手で磨くのは限界があるのと、抜いたところに隙間が少しあり、ここに食べかすが詰まっていたためであったようで、歯の掃除をしてもらうと痛みはすっきり治まったのである。そうすると肩凝りもましである。ましというだけで慢性的に肩凝りではあるが。
このブログを読んでいて歯医者に行かないといけないけどもう少し後でもいいと思っている皆さん、私のように勇気を出して歯医者にいきましょう。
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コメント
先生、ほんとうに昔は虫歯が命取りだったようですよ。
時代小説で、いわゆる歯医者さん(江戸時代)を主人公にしたのがあります。面白そうなのでまとめて3冊買いましたが、やや残念でした・・・読み進めない。
投稿: ふなまま | 2008年4月25日 (金) 23時32分
コメントありがとうございます。
昔は今よりも虫歯になる要因はきっと少なかったでしょうが、虫歯になると本当にどうしようもなかったことでしょう。
病気は医療が発達しても減っていないとよくいわれますが、医療が発達して昔は死んでいたような病気や症状が治療されるようなると、さらにその後生きている間に様々な病気などになり…ということで増えたように見えているだけで、医療の発達に伴い相当の恩恵を我々は受けていると思います。
投稿: 中 隆志 | 2008年4月30日 (水) 12時48分