弁護士会の花見、M野君の結婚式
金曜日は弁護士会の花見だった。京都弁護士会では花見をこの時期に行う。京都国際ホテルで宴会をしたあと、二条城に繰り出すというのが弁護士会が決めたルートだが、今年は二条城はまだほとんどの桜が咲いていないという情報があったので、祇園の白川のたつみ神社のところの桜を見に行くことにした。
ちょうど満開で、もの凄い人出であった。やはり桜はいい。日曜日には雨が降るという話で絶好のタイミングで見に行ったことになる。この時期は白川沿いのバーは中々はいることが出来ない。私がたまに行くショットバーはこの白川沿いにあるのだが、数年前ここから見ようとオジサン10名でどやどやと押しかけたら、客は1人もいないのに断られた。予約でいっぱいだとのことであった。カップルで予約しているのだろう。
昼の桜もよいが、夜桜はまた格別である。
私が見た桜でもっとも印象に残っているのは弘前の桜である。出張の時期がちょうど桜の時期であった。弘前の桜は淡いのである。何とも言えない淡さがある。日照時間の関係なのか、桜の種類が違うのか、淡い桜が延々と続くのは壮観だった。
これが札幌の桜となると趣がない。葉と花が同時に出てくるからである。また、桜の下でジンギスカンをしている人が多くて、匂いで風情も何もあったものではない。その豪快さが北海道らしいといえば北海道らしい。
金曜日は桜のおかげで知らず知らず飲み過ぎたようで、今日は弟子のM野君の結婚式だったのだが、二日酔いで多少つらかった。
スピーチを頼まれていたのだが、結婚式のスピーチは中々難しい。当然新郎新婦のことにうまく触れつつ話をしなければならない。今日は二日酔いであまり舌が回らずかみまくりだった。
結婚式のスピーチで自分のことばかり話をする人がいるが、誰のお祝いか分からなくなるので、あれはもっともしてはいけないことだろう。よほど自分が好きなのだろうと思うが、えてしてそういう人は真の実力はないことが多い。
ともあれ、歌有り、笑いありと和気藹々とした雰囲気の中で、非常にいい結婚式であった。若い2人の幸せを願うばかりである。
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コメント
弁護士の先生方もお花見をされるということが分かり、ナンカほっとしました。お花見は大事なことです!
私もお花見大好きなもので。
5日は奈良の佐保川の桜並木を見てきました。
法務局正門前のお菓子やさんのシフォンケーキは美味しいのでおススメですが、この時期、桜シフォンというのが乙な味です。
投稿: ふなまま | 2008年4月 6日 (日) 00時55分
弁護士も普通の人間ですから、花見します。
お酒も飲めば馬鹿な話しもしたりします。
そのケーキは私のところのケーキ好き事務員は知っているでしょうか。彼女のケーキ知識はすごいのです。
投稿: 中 隆志 | 2008年4月 7日 (月) 18時15分
皆さまに支えていただき,無事に結婚することができました,M野です。
披露宴でのスピーチ,本当にありがとうございました!笑いあり,お褒めの言葉あり,ご指導のお言葉ありと,お忙しい中本当にいろいろとご配慮いただき誠に感謝しております。妻もとても感謝していました。
今後とも,ご指導ご鞭撻のほど,宜しくお願いいたします。
投稿: M野です | 2008年4月12日 (土) 15時47分
おめでとうございました。
二日酔いかつ花粉症のためあまり口が回らずかみかみで本人としては恥ずかしいスピーチでした。
投稿: 中 隆志 | 2008年4月12日 (土) 21時05分