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2008年5月12日 (月)

弁護士と発言

 弁護士になってから問題のある相手方や、本当にどうしようもない依頼者に怒鳴ったことも数々あるが、言葉だけには気をつけてきた。
 私のボスが言葉が上品な人であるし、言葉一つで大げんかになることもあるため、ヤミ金融に対しても丁寧語で話をしてきた。中には相手がヤミ金融だと、「ボケ。カス。アホ」となどいう弁護士もいるようである。私はそのような言い方は絶対にしない。淡々と丁寧に話しをするように心掛けている。

 特に電話は相手の顔が見えないので発言がエスカレートしやすいという意味で危険であるし、メールも同じことがいえるようである。
 一般的にもそうなのであるが、余計な恨みを買わないように、失礼な発言は避けるべきであろう。

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コメント

私も言葉には気をつけるようにしています。相手に悪気がなくても言われて気分よくない言葉ってあると思います。例えば仕事上で「あんた」って言われると嫌な気持ちになりますね。あとこちらが若く見えるからといって(自慢ではありません笑)上から目線で話されるときとか。学生のときにある教授があまりにも丁寧でしたので「私ごときにそんなに丁寧じゃなくていいですよー」と言ったら「将来どうなるか分からないからどんな人にも丁寧に接するんです」と言われました。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ですね。たしかに立場なんて状況がかわればいくらでも変わるんだなーと思いマス。昨日までの看守が今日は囚人、昨日までの妻が今は原告など///

投稿: ミッフィー | 2008年5月13日 (火) 10時04分

 お若く見られるんですか。私も弁護士になってから今まで若い若いといわれるので困っていますが(だいぶオジサンになってきたので)。
本当に偉い人というのは、本当に偉いので周囲がもり立ててくれるため、偉そうにする必要がなく言葉遣いが丁寧だと思います。
上から目線で話をされる人とか偉そうにする人は、本当のところでは自分に自信がないので、そういう態度に出て優越感を得ることしか出来ないのです。

投稿: 中 隆志 | 2008年5月13日 (火) 11時30分

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