年末
年末であるが、休みに入ってから、昼寝してばかりいる。
仕事はたぶん好きな方だし、数多くの弁護士に比べて、ストレスを感じている割合は少ないと自負しているのだが、それでもやはりストレスは溜まり、疲れもたまっているということであろうか。
ただ、こういう期間もないと、仕事も出来ないような気はする。
松下幸之助の名言に、「事を遂げるものは愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない。」というものがあったように思う。
法律家にとっても必要な才能は「愚直」というものであると思うし、司法修習生の民事裁判の教官からも、「愚直」さが法律家にとってもっとも大事なことであると教えられた。
私が愚直でいられているかどうかは常に自省しようとつとめているが、人間である以上、また、人生における経験が浅い以上どうしても気は緩んだり、不十分なところがあるであろう。
法律家の仕事は地道で、日々のこつこつとした仕事の積み重ねの連続である。
年明け以降も、愚直さを忘れないようにしたい。
| 固定リンク
コメント