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2009年1月29日 (木)

DNAの97%

 何かの本で読んだのだが、DNAの97%は何をしているのか分からないそうである。
 理科か生物の授業で習ったと思うのだが、4つのタンパク質の順序だけで分裂して複製して巨大な生物が成り立っている訳であり、考えると不思議で夜も寝られないのだが、97%が解明されていないというのもまた驚きである。この複製の際に間違いが起こって突然変異が起こることはよく知られている。
 ウイルスなども複製の際に間違いが起こって突然変異が起こり、今まで効いていた薬が効かなくなってしまい、そうすると今度はさの突然変異種ばかりが生き残って、さらにそいつに効く薬を…とやっているうちに、耐性があるウィルスが繁殖することになるのである。
 病院で院内感染が起こるのも薬剤に耐性があるウィルスが生き残ってしまっているからである。

 話が逸れたが、これだけ科学が発達しても分からないことだらけというのは不思議である。
 メールやこのブログがどのような仕組みで送られてどうなっているのか、携帯の電波は空中を飛んでいるのであろうが、どんな仕組みなのか、宇宙の果てはどうなのか等と合わせて、DNAの働きと、「なぜそんなことが出来るようになったのか」は、常人はあまり考えてはいけないような気がする話ではあるが、それでも時折考えてしまうのである。

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コメント

こんにちは!遅くなりましたが、副会長おめでとうございます(^v^)!これからが大変ですね。頑張ってください!私もやっと責任者を全うし、ホッと一息ついていたら、本を書くことになってしまい、大変困ってます (ノ△・。) いつ仕上がることやら>>>共著なんで他の人に迷惑かけれないから必死で頑張りますY(>_<、)Y
 Junk DNAのお話ですね(実際はJunk という言い方は適切ではありませんが)どんなに科学が発達してもまだまだ分からないことだらけですね。

投稿: ミッフィー | 2009年1月30日 (金) 14時10分

 ありがとうございます。適度に頑張ります。頑張りすぎると喘息が出ますので…。
 また本が出たらお教え下さい。私などが読んで分かる本かどうかわかりませんが…。
 科学が発達して全てが分かる時が来たら人の寿命も自由になるかも知れませんけれど、それはそれで恐ろしい時代ですね。
 手塚治虫の書いた火の鳥でも生命を無から作り出すことには失敗していました。そんな時代は来ないのかもしれませんが。

投稿: 中 隆志 | 2009年1月31日 (土) 22時32分

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