新型インフルエンザ
新型インフルエンザの話題がマスコミで連日報道されている。
その報道のあり方にも様々な意見があるようであるが、第一次世界大戦時にスペイン風邪といわれて4000万人以上を殺戮(一説には一億人以上)したインフルエンザの驚異が思い起こされるのであろう。これについては、以前にも書いたが、「4000万人を殺したインフルエンザ」という本に詳しい。これはノンフィクションとしては抜群に面白いが、現実世界の話となると恐ろしい話である。
一説には、当時とは医療水準が全く違うのであるし、栄養状態・衛生状態も全く異なるので、そこまで被害は拡大しないという見方もあるが、逆に航空網がここまで整備されている今日では、第一次大戦の時よりも危険性は高いという見方もある。前者が正しい結論であるということを望まない人はいないであろう。
新型インフルエンザに罹患して亡くなられた方のご冥福を祈るとともに、罹患している方々の治癒、そして被害がこれ以上広がらないよう、一刻も早い終息を願うばかりである。
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