弁護士のゴールデンウイーク
弁護士のゴールデンウイークという書き出しである。一般的にいうと、丸々暦通り休めるという人は少ないのではないか。
たいてい1日か2日を潰して、事務所に出てきて仕事をしている。
依頼者と打合せを入れるというよりは、普段中々時間を取って書くことの出来ない書面書きである。
ゴールデンウイーク中は、依頼者の方や相手方も休みなので、電話が鳴らない。
また、当然であるが裁判もない。
静かな事務所で書面が書けるというのはそうそう中々ない。
ワーカホリックだと言われるかも知れないが、書面を書くというのはある程度集中を必要とする作業であるので、まとまった時間が必要なのである。
毎年たいてい1日か2日くらいは事務所に出て行って書面書きをするか、自宅に記録を持ち帰り書面を書いていることが多い。
今年のゴールデンウイークはというと、弁護士会の副会長なので、弁護士会の予算を5月末頃にある弁護士会総会にかけて承認を得ないといけないので、その予算編成会議で昨日と今日が潰れた。
昨日は弁護士会の事務局が作ってくれた資料を基に一次案の説明を受け、それをベースに役員の方で予算を増やしたり、削ったりという作業をしていくことになる。
連休の一日を費やしてくれた事務局に感謝ということで、昨日は会議終了後事務局を慰労し、今日は役員だけで議論した。
今年の役員は皆話が早い人ばかりなので、その他の話題を含めて会議は3時頃には終わり、その後はいつもの時間くらいまで事務所で仕事をしていた。
休みの時は書面がはかどる。
書面が一つ、事務所の事務員からあがってきた書類のチェック等でそこそこ仕事が出来たので、飲みに行きたい気分であったが、世間は休みで、私は1人で飲みに行けない人なので、仕方がないので帰ってきたのであった。
ああ、飲みに行きたかった…。
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