読書日記5月18日
「新型インフルエンザから身を守る18の方法」大槻公一。青春新書。
少し前に買って置いておいたのだが、新型インフルエンザの報道がされ始めた頃に読み始めた。現実にここまでやればパンデミック状態にはならないのであろうが、全ての国民が実践することは難しいように感じた。方法論だけではなく、新型インフルエンザがなぜ登場するのか等の説明も充実している好著である。
「坂の上の雲 1」司馬遼太郎。文春文庫。
司馬が明治という時代を描く一大叙事詩。主人公は正岡子規、秋山好古、秋山真之の3人。俳人として明治文壇に新しい風を吹き入れるも短命で倒れた正岡子規と、日露戦争で奇しくも陸戦で騎兵隊を率い大勝利した秋山好古、日本海海戦で緻密な作戦を立て、勝ち目のないロシアとの海戦で勝利した秋山真之の三名を軸に明治という時代が描かれる。今年、NHKで連続ドラマ化される予定である。
「頭のいい人の短く深く眠る方法」藤本憲幸。三笠書房。
睡眠ノウハウ本で、著者は3時間睡眠を提唱している。私はそのような短時間睡眠をするつもりはないが、深く眠る方法が書いてあれば実践しようとして購入。
眠る時間を短くして、起きている間にやれることを出来るだけやるべきだという筆者の考えから書かれた本であるが、そのような価値観が正しいのかどうかについてあまり真剣に考えているそぶりがないところが若干気にくわない。起きている間に集中して人の二倍・三倍働ける人もいるし、段取りの良さで時間は短縮できるからである。
深くは眠った方がいいであろうが、ここまで短時間睡眠というのは身体に悪影響を及ぼすと思うのだがさてどうか。
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