2日目はマスターズチームは午後からの試合である。
ヤングチームは東京1とである。東京1にはピンクが似合う男、京都修習で関西カップだけは京都から出場するが東京1で不動のボランチ金子選手がおり、皆でかくて上手いので強敵である。是非、これに勝利して3位を決めたいところであったが、フォワードの山田選手に対するファール覚悟の徹底的なマークと、堅い守りでこちらの方が押していたのだが、敗戦した。
こうなったらマスターズが10位を狙うしかない。
横浜2は、ロースクール生を多数擁しており、その前の試合を見ている限り中盤が上手くて速い。
システムを変え、私のワントップ(フォワードの大塚選手が負傷欠場であったのである)にして、攻乗り切る覚悟の上で、ダブルボランチにして中盤を厚くし、カウンター主体の攻撃で乗り切る作戦とした。
前半は0-0。相当危ない場面もあったが、キーパーの藤川選手のナイスセービングと、体を張ったバック陣の粘りで何とかしのぎきった。
私も何度か裏を狙うが、中盤で相手の中盤の選手の寄せが速く、私に決定的なパスを出させてくれない。何度か走り合ったが、いいパスさえ出れば走りあいでは勝てそうであるる。
前半、左サイドに流れた髙山選手がドリブルに入る。足を痛めていたが、私がテーピングをしてあげて、何とか走れる状態になっていた。私はゴール前に詰めた。私の動きに相手のバックが2枚釣られてついてきた。そのため、一瞬、高山選手のマークが2枚から1枚になり、ドリブルで縦に抜け出し、角度のないところからシュート。これが相手のキーパーの逆をついてゴール右隅に。カウンターが成功した。1-0。
その後攻められるが、私がワントップで前線に残り裏を狙う攻撃をしかける。何度も裏を狙い走り続け、体力は削られ、息があがるが、フォワードの選手は私以外いないのである。
相手のうったミドルシュートがキーパーの頭上を越えてコールイン。同点にされてしまう。
その後も相手は若いロースクール生を中心に攻め立ててくる。こちらはロースクール生は厳密な意味では法曹ではないという考えからチームには入れていないが、耐えに耐える。
キーパーの頭上を越えた球を吹田選手が見事なヘッドでゴール前に飛び込んでクリアするなど、奇跡的な守り。
しかし、後半、とうとうゴールをこじあけられて、2-1と逆転を許す。
負ければ終わりなので、ダブルボランチから2トップにして、攻めを急ぐ。
2トップにしたことで、何度か攻め上がる。
縦に出たボールを右サイドハーフの市原選手にはたくが、市原選手も攻撃の芽を何度も摘み取っていたため、疲労して走り込めなかった。
福井選手が右サイドを突破して、右サイドハーフの市原選手から私にセンタリングが上がるが、弾道が低く相手のディフェンスに止められてしまう。
終了間際、ここまで踏ん張っていたバックの赤井選手がPKを与えてしまう。これを決められて3-1。攻めた結果であるので仕方がない。
そして終了のホイッスル。
負けはしたが、皆集中してよく守ったし、少ない攻め上がりの中、1点をもぎとった。
京都にはロースクール生もたくさんいるので、勝ちにこだわればロースクール生を多数連れて行くという選択肢もあるかも知れないが、そこをしないでマスターズが2勝したというのは大きい。
ヤングチームは今回合宿で連携が取れておらず、関西カップと合宿で連携を図れば、次年度は必ず優勝争いに絡んでくるであろう。
応援してくれた皆さん、マネージャーの皆さん、ありがとうございました。
まだまだ引退をする気がない39歳である。
ちなみに、決勝は横浜ヤングと東京マスターズで、0-0からPK戦の末、東京マスターズが優勝した。